朝日小学生新聞
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■2020年大学入試改革を前に知っておきべきこと■

 大学入試改革は段階的に実施される予定です。最初の区切りは、現在の「大学入試センター試験」に代わる「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」がはじまる2020年度です。今の中2生が大学受験をする時ですね。
次の区切りが、新しい学習指導要領にそって、出題科目や出題形式が変わる2024年度、現小4生が受験をするときです。
いずれにしても、今の中3生は浪人すれば新テストになり、今の中2生も新テストの過去問がまったくない中での受験というリスクをかかえています。現小5生以下も、新指導要領での出題になることがわかっていても、旧指導要領で学び続けなければいけない、といった移行期の悩ましい問題があったりします。
こうした時は、親が積極的に情報を集め、的確にお子さんの進路の舵取りをしなければなりません。学校頼りにしていては絶対にダメです。よくわからなければ、信頼できる学習塾などを探し、くわしく聞くようにしてください。ちゃんとした塾は、10年先を見据えて自塾のカリキュラムを改変したりしています。この稿でも、皆さんのためになるような情報を発信していきたいと思っています。

神奈川県大和市の塾『宮崎教室』 塾長 宮崎智樹 (みやざき ともき)

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