朝日小学生新聞
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■安浪京子先生が、中学受験への親の関わり方をQ&A形式で答える連載です■

Q.転塾を考えています。いつまでなら転塾しても大丈夫でしょうか。

A.転塾の最終リミットは6年生のゴールデンウイーク明けから夏休み前です。受験生にとって夏休みは天王山であり、転塾したてで慣れない夏期講習についていくのに必死、という状況は避けたいもの。転塾に踏み切るには家庭内でも大きな葛藤があったと思います。だからこそ、転塾でハズレを引かないためにも、できるだけ体験授業あるいは授業見学して選びましょう(これらを受け付けていない塾もあります)。

秋になって転塾、あるいは12月になって転塾したお子さんもいますが、このような時期に受け入れてくれる塾は、学力を向上させる、あるいは結果に責任を持つ気はありません。ただし、これは塾が悪いわけでもなく、塾は時間をかけたそれぞれの育て方で仕上げにかかっているため、短期間の集団授業で新しく入ってきた生徒個人をどうこうできないのです。直前期の転塾の場合、塾は生活のペースメーカとして利用し、塾が何とかしてくれると期待しない方が賢明です。


【プロフィール】
安浪京子先生
安浪京子(やすなみ・きょうこ)
1976年、岐阜県生まれ。中学受験算数専門プロ家庭教師「(株)アートオブエデュケーション」代表として、受験算数の指導および中学受験メンタルサポートに力を入れ、毎年多数の合格者を出している。中学受験に関する講演やセミナーを多数開催。毎月第2,4木曜10~12時に、中学受験の悩みをざっくばらんに話し合う「中受カフェ」を開催中。
著書に『きょうこ先生のはじめまして受験算数』シリーズ、このメルマガ連載をまとめた書籍『中学受験 6年生の親がすべきこと』(いずれも朝日学生新聞社)など。

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