朝日小学生新聞
  • 毎日発行/8ページ
  • 月ぎめ2,100(税込み)

■勉強のやり方を教える専門家、清水章弘さんによるコラム。今回は「新聞をつくる」です。■

ぼくは小学生のころ、ある趣味を持っていました。それは「新聞作り」です。

まず、A4サイズの白い紙を用意します。のせていたのは、自分でかいた四コマ漫画や気になったニュースなど。当時のあだ名から「あーたん新聞」と名づけ、家族やクラスの友達に配っていました。家に小さなコピー機があったので、10枚くらいコピーをして、月に1回くらい、みんなに手渡しをしていました。

ぼくはただ、友達や家族に読んでもらうのが楽しくて続けていましたが、今になって、とても学ぶことの多い作業だったと気づきました。新聞作りでは、だれに何を伝えるのかを考え、そのための情報を調べてまとめ、見出しなど、記事の見せ方を工夫します。こうした作業を通じて、作文力や表現力、情報を整理する力が身につくのです。

また、自分で新聞作りをしてみると、本物の新聞にも興味が出てきて、新聞を読むのが楽しくなります。みなさんも是非、自分だけの新聞作りをしてみてはどうでしょうか。きっといろんな力がついていくはずです!


【プロフィール】
清水彰弘先生
清水章弘(しみず・あきひろ)
私立海城中学高校、東京大学教育学部を経て、同大学院修了。勉強のやり方を教える塾「プラスティー」を東京と京都で経営。著書に『「苦手」も「キライ」も克服できる!「小学校の算数」が1冊でちゃんとわかる本』(PHP研究所)『勉強ができるぼくのつくりかた』(PHP研究所)など。http://plus-t.jp/


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