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2015年11月1日付
一人ひとりにマイナンバーを知らせる通知カードの配達が各自治体で始まった。11月末までには全世帯に届く予定。
2020年以降の温暖化対策の国際枠組みを議論する国連の作業部会が、ドイツ・ボンで5日間の会期を終え閉幕した。
先進国と途上国の取り組みの差をどうつけるかや、資金支援などの主要論点で参加国の隔たりが大きく、11月末からパリで始まる国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)に持ち越された。
根底には、現在の温暖化を招いた先進国がより多くの責任を負うべきだとする途上国と、途上国も応分の責任を負ってほしいという先進国の対立がある。
国産初のジェット旅客機「MRJ」=写真=を開発する三菱航空機と親会社の三菱重工業は、初の試験飛行を予定の時期より約2週間遅らせ、11月9日の週に実施すると発表した。方向舵を操作するペダルの構造に問題が見つかり、改修が必要になったため、としている。
愛知県営名古屋空港(同県豊山町)で行う初飛行について、両社は9月末に、「10月26日から30日の間」と発表していた。開発スケジュールの延期は5回目。全日本空輸(全日空)に最初の機体を引き渡す時期は、2017年4~6月の予定を変えずに済むという。
(C)朝日新聞社
中国人民銀行(中央銀行)は、貸し出しや預金の基準金利などを引き下げる追加の金融緩和策を発表。追加緩和は、人民元切り下げが世界的な株安につながった8月下旬以来2カ月ぶり。
中国では投資の鈍化が目立っており、追加緩和で企業が投資しやすくする必要があると判断したとみられる。
欧州連合(EU)は、中東などから流入する難民や移民が通過する「バルカンルート」の関係国など13カ国を集め、緊急の首脳会議を開催した。各国は協力を強化することで一致。隣国との合意なしに自国を通過させない措置をとる一方で、10万人規模の一時収容態勢を整備するなど、人の流れを制御することで合意した。
会議にはドイツやオーストリアのほか非EU加盟国のセルビア、マケドニアなども参加。この地域では、ハンガリーの国境閉鎖でスロベニア、クロアチアなどの小国に多くの難民が押し寄せ不協和音が広がっていた。
四国電力の伊方原子力発電所3号機(同県伊方町)を再稼働させることに、愛媛県の中村時広知事が同意した。これで地元同意手続きは完了となり、今後は国の原子力規制委員会による認可手続きや設備の検査を経て、来年1月以降に再稼働する見通しだ。
原発の「新規制基準」ができて以降、地元が同意するのは、すでに稼働している九州電力の川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)に次いで2例目。
(C)朝日新聞社
プロ野球で最も活躍した先発完投型の投手に贈られる沢村賞に、広島の前田健太投手(27)が選出。5年ぶり2度目。
アフガニスタン北東部が震源のマグニチュード7.5の地震が発生。同国やパキスタンで死者は少なくとも380人以上。
1995年に大阪市東住吉区で小学6年生の女子が亡くなった火事で逮捕され、服役していた母親(51)と内縁の夫だった男性(49)が、逮捕から20年ぶりに釈放された。
2人は生命保険金目的の放火殺人事件として逮捕された。裁判で無罪を主張したものの、2006年に最高裁で無期懲役が確定。しかし、車のガソリンもれによる自然発火の可能性があるとして、12年に裁判のやり直し(再審)開始を大阪地裁が決定した。大阪高裁も23日、これを支持し、2人の釈放を認めた。
大阪高検は28日、再審を認めた大阪高裁決定に対し不服を申し立てる「特別抗告」を断念したと発表、再審開始が決まった。
ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が発表した2015年7~9月期決算は、純損益が17億3100万ユーロ (約2300億円)の赤字だった。前年同期は29億2800万ユーロ (約3900億円)の黒字だったが、排ガス規制逃れの不正問題を受けてリコール(回収・無償修理)費用などを計上したことが響き大幅赤字に転落した。
VWが四半期ベースで純損益が赤字に転落するのは、現在の会計制度を導入した2001年以降で初めて。
水泳のW杯東京大会の女子100メートルバタフライで東京・小岩第四中3年の池江璃花子選手が57秒56の日本新記録で優勝。
英グラスゴーであった体操の世界選手権男子団体決勝で、日本が1978年ストラスブール(仏)大会以来37年ぶりの金メダルを獲得した=写真。
(C)朝日新聞社
横浜市のマンションが傾いた問題で、旭化成建材が手がけた他の物件でも工事データが偽装されていた疑いが浮上。
中国共産党は、1979年から続いてきた「一人っ子政策」を廃止し、すべての夫婦が2人の子どもを産めるようにすることを決めた。少子高齢化に伴う経済の減速に対応するため、大きな政策転換が迫られていることを象徴する動きだ。
一人っ子政策は人口の爆発を抑えるために始まった。人権の侵害が指摘され、戸籍外の子どもが増えるなどの問題も生んだ。最大の人口国・中国の少子化に歯止めがかかるかどうかが将来の世界経済の姿も左右しそうだ。
プロ野球の日本シリーズ第5戦で、ソフトバンクがヤクルトを破って通算4勝1敗とし、2年連続の日本一に輝いた。
日付は現地時間 記事の一部は朝日新聞社の提供です
記事の一部は朝日新聞社の提供です。