東京・中央区・京橋築地小

 

 場所

 地下鉄日比谷線の築地駅から歩いて3分ほどのところにあります。学校のすぐ近くには築地市場、築地本願寺、銀座、朝日新聞社、隅田川があります。「朝小」の編集部に一番近い小学校です。

 

  あゆみ

 1992年、京橋小学校と築地小学校が統合して、築地小学校があった場所に「京橋築地小学校」として開校しました。京橋小学校と、築地小学校の前身である朝海小学校は、1901年(明治34年)の開校です。

 

 児童数

 1年から6年まで各学年2クラス。計12学級で384人の子どもたちが学んでいます。校長は新井ひろみ先生。

 

 校歌

 統合前の築地小の校歌を京橋築地小の校歌としています。開校5周年の1997年には「京橋築地っ子の歌」という愛唱歌も誕生。いま入学式、卒業式などでは、校歌と愛唱歌の両方が歌われています。

 

 校章

 勝者の象徴、月桂樹の葉が「京橋築地」の文字を囲んでいます。

 

 市場探検

 3年生は社会科見学で築地市場を訪ねます。市場の人の案内でマグロの競り場を見たり、野菜の競り台に立たせてもらったりしながら、市場の中を1周します。見学した後は見たことを新聞の形にしてまとめます。

 築地市場の関係者の中には在校生のお父さん、お母さんもいます。「今年度の3年生の中に、市場で代々卵焼き屋さんをしている家庭があり、卵焼き体験をさせてもらいました」(新井校長)

 

 新年こども羽根つき大会

 中央区主催で毎年1月に地元の体育館で開かれます。ことしで55回目。区内全16小学校のトーナメント戦で各校から男女各2チームが出場できます。1〜6年生が交ざった6人で1チームをつくります。

 京橋築地小はことし4連覇をはたしました。子どもたちは1年を通じて保護者と練習しています。11月以降になると練習の頻度が増え、先生や卒業生も指導にくわわります。

 

 遠泳

 5.6年生は夏休みに千葉・館山の海で泳ぎます。ボートに乗った先生の先導で「えーんや、こーら」と声をかけ、3列で間隔をたもちながら泳ぐのが伝統。泳ぎの得意な子は60分間泳ぎ続けます。体力の必要な行事なので、学校のプールで10分練習してからのぞみます。

 

 マーチング

 6年生全員が担当します。ふだんから定期的に練習し、運動会などで演奏をひろうします。演奏のときは水色のベレー帽をかぶります。

 

 持久走大会

 3学期にあります。走る距離は学年によって違いますが、5.6年生は校庭を約2周して校外を3周する計1300メートルのコースを走ります。安全確保のため、保護者がコースの途中に立って見守ってくれます。

 

 縦割り班

 開校記念日(6月25日)に行う「京築まつり」や月1回の「遊びタイム」は1〜6年生が交ざった縦割り班で行動。心の交流を学びます。


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