朝日小学生新聞
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■親はどう頭を切り替えて子どもたちの教育に向き合えばよいか■

小中学生の子どもをお持ちのお父さん、お母さんが高校生だった1980年代、大学進学率は20%強、高等教育を受ける率も50%を切っていました。
いまや高校卒業後、8割の子どもたちが高等教育(大学、短大、専門学校)を受ける時代になっています。この違いをわかっていない保護者の方がまだまだたくさんいらっしゃいます。
1980年代。大学に進学することは、ある意味では将来を約束されたことを意味しました。何しろ同年代の4人に1人しか大卒ではなかったのです。
大卒であること、それ自体がブランドであったわけです。その意味が変わってきてしまっています。

私大の半分ほどが定員割れをおこし、大学に入学することはさほど大変ではなくなってきているのです。学費さえ払えば、大学生の資格は簡単に手に入れられる時代になっています。
大学には進学させたい、という親の願いは、そのまま大卒の資格に対する信仰めいたものでもあるように思えてなりません。大卒が将来を約束される資格なんてことはもうありません。
大卒がブランドでもなんでもないこと。それを保護者の方はきちんと理解しておくべきでしょう。

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