朝日小学生新聞
  • 毎日発行/8ページ
  • 月ぎめ1,769(税込み)

朝日小学生新聞を読んだら、子どもたちはどう変わる?
元読者の保護者による座談会

朝日小学生新聞(朝小)を読むと、子どもはどんなふうに変わるの? 家庭では朝小をどう活用しているの? そんな疑問にお答えするため、お子さんが中学生になった元朝小読者の保護者のみなさんのお集まりいただきました。

座談会 集合写真

参加者のみなさん(2018年1月に実施、お子さんの学年は当時)
佐藤さん 東京都在住。公立中高一貫校に通う中学2年の娘さん。
大六野さん夫妻 神奈川県在住。私立中1年の娘さん、公立小3年の息子さん。
高橋さん 東京都在住。私立中1年生の息子さん、私立小5年の娘さん。
山田さん 神奈川県在住。公立中高一貫校に通う中学1年の息子さん。



子どもの「好きなもの」が見つかり世界が広がる

――ご家庭では、どんなふうに朝小を読んでいましたか。
山田さん 息子が保育園の年中のときから購読を始めましたが、小学校低学年のころまでは、ほとんど漫画しか読んでいなかったと思います。でも「漫画を読むのが楽しみで、朝、早起きできた」と言っていました。あとは、写真をぱっと見て、気になったら読む、という感じでした。
高橋さん 低学年のときは週1回発行の別の子ども向け新聞を取っていたのですが、読む習慣がついて週1回では物足りなくなったので、毎日発行している朝小に変えました。小3から塾に通い始めて、朝小は勉強の息抜きにもなったようです。
佐藤さん 娘が小4のときに読み始めました。本が好きな子だったので、すぐに朝小が大好きになりました。記者さんのお名前もおぼえてしまったほどです。
大六野さん(夫) 娘が小1から読んでいますが、最初は「見る」という感じでした。娘は「さかなクン」の連載と歴史の記事が好きで、好きなものはどんどん読んでいましたね。いろいろな記事が載っていてバラエティーに富んでいるから、何かしら自分の興味のあるものに引っかかるんですよ。
大六野さん(妻) 「これ面白い」「好きかもしれない」という選択の幅が新聞によって広がりますね。子どもはさまざまな可能性を秘めていますが、それは何なのか親は分からないし、親が与えられるジャンルも限られています。好きなことを広げる素材として、毎日届く朝小は、親にとってもありがたい存在です。

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ひと工夫でさらに読むように/親の情報収集にも役立つ

――記事をなかなか読まない、というお子さんもいます。読ませる工夫は何かありますか。
山田さん 漫画ばかり読んでいたので、小3くらいから、夫婦で「朝小のこの記事のことだけど」と会話する作戦に出ました。すると、息子も会話に入りたい一心で、記事を読み始めたんです。学校で「ニュースを知っててすごいね」と友だちに感心されることがあったようで、それをきっかけにもっと読むようになりました。親からしても、「なんでそんな難しいことを知ってるの?」とおどろくことがあります。
高橋さん 親子向けのイベントや模試の情報なども載っているので、親自身が情報収集のツールとして活用しています。


受験への本人の「本気」は朝小から 理科や社会も得意に

――中学受験にも朝小は役立ちましたか。
佐藤さん 娘はキャリア教育が充実している公立中高一貫校に通っていますが、受検を言い出したきっかけは朝小だと思います。「※朝小リポーター」になって記者の方々と宮城県石巻市に行き、東日本大震災について取材しました。彼女にとっては大きな体験だったようで、「記者になりたい」と思うようになり、そのために受検したいと考えたようです。志望動機をしっかり書けたことが合格の決め手になったのではないか、と私は思っています。
大六野さん(妻) うちの娘も「さかなクン」の連載で海の生き物に興味を持ったことがきっかけで、海洋教室などに参加し、「海洋学の勉強をしたい」と言い始めました。大学に行きたい、そのために中学受験したい、と思ったようです。塾に入ったのは6年生からで遅いスタートでしたが、朝小で知識が身についていたのか、理科と社会の成績は良く、「今からでも頑張れるかも」と自信になったようです。
高橋さん 息子の場合も、社会が得意だったのは朝小のおかげかもしれません。塾の時事問題のプリントを見たら、大学入試かと思うような難しい問題でしたが、息子はちゃんと回答できていました。「朝小で読んだことがあるから」だそうです。受験対策として一問一答で覚えたわけじゃないので、頭に入りやすかったのだと思います。

※朝小リポーターは、身近な話題をリポートしたりアンケートに答えたりする読者リポーターのことで、朝日小学生新聞の読者なら誰でもなることができます。朝小の記者と一緒に取材に行くこともあります(ただし全員が取材に行けるとは限りません)。



公立中高一貫校合格のカギは「活字に慣れる」こと

――公立中高一貫校の対策にはどう役立ちましたか。
山田さん 塾には行かなかったので、小5から始めた通信教育と、朝小のおかげで合格したような感じです。朝小に週1回掲載されている「公立中高一貫校 合格力講座」の過去問を1年前ぐらいから保管して、ジャンルごとにクリアファイルに入れておきました。解かせて、一緒に添削し、できなかった問題は3日後くらいに再度やらせて、全部できたら捨てます。
「天声こども語」のコラムは、週1回、要約する練習をさせました。時間がないときは口頭で要約するだけでしたが、力がついたと思います。
佐藤さん わが家でも都道府県のコーナーをトイレに貼ったり、世界遺産の連載を切り抜いたり、フル活用していました。何より、長文を読むことに抵抗がなかったことが大きかったと思います。公立中高一貫校の適性検査では大学入試のような長い文章を読んで、早く正確に意味をつかみ、文章を書く力も求められます。
山田さん 朝小でたくさん量をインプットしていましたから、作文を書く、つまりアウトプットもできるようになったと思います。
大六野さん(夫) 読むこと、書くことは、受験はもちろん、仕事をする上でも欠かせないですよね。プレゼンしたり、メールを書いたり。語彙力がない人は仕事でもうまくいかないです。
山田さん 受験だけでなく、今後の人生に役立つ力が身に着きますよね。都道府県ファイル

各都道府県の地理や歴史などを紹介する「都道府県ファイル」は毎週月曜日に掲載



投稿が掲載されるとやる気が出る/朝小リポーターなどの体験も

――佐藤さんのお子さんは、朝小に投稿するなど、積極的に「参加」されましたね。
佐藤さん 朝小リポーターのほかにも、「よみとき天声人語」のコーナーに意見をよく投稿し、掲載されました。自分の意見が活字として掲載されるとうれしいようで、また投稿しよう、と思ったようです。ほかにもよく採用されているお子さんがいて、「今回はこんなことを投稿していた」というようなことを言っていました。
高橋さん うちも下の娘が朝小リポーターになり、インタビュー取材をさせていただきました。絵画コンクールに応募したこともあります。
――朝小は受験などに積極的に活用できるというお話しをしていただいた一方で、毎日届くだけで子どもの好奇心を刺激する、というお話しもいただきました。本日はありがとうございました。
(朝日学生新聞社 広報・教育メセナ部)

よみきり天声人語

「よみとき天声人語」は、朝日新聞のコラム「天声人語」を読み、問いかけへの意見や自分なりの見出しを投稿できるコーナー。毎週土曜日に掲載



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