検けん察さつ官かんが犯はん罪ざいの疑うたがいのある人ひとを裁さい判ばん所しょに訴うったえることを「起き訴そ」といいます。検けん察さつが起き訴そしなかった事じ件けんについて、市し民みんからなる検けん察さつ審しん査さ会かいが「起き訴そすべきだ」と2度どにわたり議ぎ決けつした場ば合あい、強きょう制せい的てきに裁さい判ばんにかける制せい度どのことです。市し民みんの感かん覚かくを生いかそうと、2009年に始はじまりました。
　これまで強きょう制せい起き訴そされたのは、今こん回かいの東とう京きょう電でん力りょく福ふく島しま第だい一原げん子し力りょく発はつ電でん所しょの事じ故こをはじめ、01年の兵ひょう庫ご県けんの明あか石し歩ほ道どう橋きょう事じ故こ、05年のＪジェイＲアール宝たから塚づか線せん（福ふく知ち山やま線せん）脱だっ線せん事じ故こなど9件けんあり、このうち2件けんで有ゆう罪ざいが確かく定ていしています。