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2019年4月26日付
原子力規制委員会は24日、建設がおくれている原子力発電所のテロ対策施設について、設置期限に間に合わない原発の運転を止めることを決めました。関西、四国、九州の3電力の5原発9基は、期限をむかえる2020年以降、運転停止をせまられます。
11年3月の東日本大震災で、東京電力福島第一原発事故が起きました。その後にできた新規制基準で、テロ対策施設の設置が義務になりました。テロが起きて大型航空機がぶつかったような非常時でも、原子炉を遠隔操作で冷却できるようにするための施設です。
記事の一部は朝日新聞社の提供です。