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2019年3月13日付
2020年東京オリンピック(五輪)でサッカーの競技会場になる宮城県が、4月から募集する都市ボランティアに、東日本大震災の記憶や復興の現状を伝える「語り部」枠を設けます。国内外から訪れる観客に情報を発信して記憶の風化を防ぎ、伝承につなげようとする県独自の取り組みです。
都市ボランティアは、空港などで交通や観光の案内をします。県は、募集する1360人のうち90人を語り部枠にする予定で、対象は高校生以上。仙台空港やJR仙台駅にブースを設け、訪れた人に震災の記憶などを語ってもらいます。
記事の一部は朝日新聞社の提供です。