- 毎日発行/8ページ
- 月ぎめ1,769円(税込み)
2018年9月6日付
文部科学省は4日、医学部医学科がある全国81大学の入学者選びを調べた結果、医学科の合格率(受験者に対する合格者の割合)は過去6年間の平均で男子が女子の約1.2倍だったと発表しました。毎年、約6~7割の大学で男子の合格率が女子を上回っていました。
調査は、東京医科大学が女子や3浪以上の男子を不利にあつかっていた問題を受けて行われました。合格率は男子は11.25%で、女子は9.55%でした。
2017年度の学校基本調査で志願者に対する入学者の割合を全学部全学科で見ると、女子は入学率が15.87%で、男子の13.15%の約1.21倍でした。理学系や工学系の多くの学部でも女子の入学率は男子より高くなっていました。
文科省は今後、合格率のちがいの理由などを大学側に聞きます。
記事の一部は朝日新聞社の提供です。