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2018年9月1日付
全国の児童相談所が2017年度に対応した18歳未満の子どもへの虐待件数は13万3778件で、前年度から1万1203件(9.1%)増えました。調査を始めた1990年度から27年連続で増え続けています。厚生労働省は虐待に対する関心が高まったことで、児童相談所への通報が増えたと見ています。
総件数のうち半数以上が、子どもに暴力をふるう様子を見せたり話を聞かせたりして心を傷つける「心理的虐待」で、7万2197件。この5年で3倍に増えています。次いで暴力などの「身体的虐待」、「ネグレクト(育児放棄)」でした。
記事の一部は朝日新聞社の提供です。