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2017年10月18日付
地球から約1億3千万光年はなれた二つの「中性子星」が合体したようすを、重力波と光で観測することに成功したと、アメリカ(米)とヨーロッパ(欧)の研究グループが16日、発表しました。中性子星とは、原子核を構成する中性子がつまった天体で、太陽のような重い恒星が一生を終えるときに圧縮されてできます。重力波は米の観測施設「LIGO」とイタリアの「Virgo」で検出しました。
宇宙のかなたから地球にとどいた重力波を手がかりに、発生源からの光を望遠鏡などでとらえたのは世界で初めてです。
記事の一部は朝日新聞社の提供です。