朝日小学生新聞
  • 毎日発行/8ページ
  • 月ぎめ1,769(税込み)

合格者に聞く 朝小活用法

無理なく楽しくコツコツと

 受験勉強に朝日小学生新聞(朝小)を活用した読者の声を紹介します。記事をスクラップしたり、まんがで苦手科目を克服したり、それぞれの方法で役立てました。「毎日こつこつ、楽しみながら」がポイントのようです。

選挙を解説した2014年12月2日付の紙面
イラスト・ふじわらのりこ

「そらペンの算数」
「故事成語」役立つ

選挙を解説した2014年12月2日付の紙面
Kさんが勉強した「時事問題対策のポイント」

 桜蔭中学(東京)に入学予定 H.Kさん
 朝小は6年生の春から読んでいます。父から「将来のために、社会のしくみを知っておいた方がいい」とすすめられたからです。
 毎日お風呂を出てから寝るまでの約20分間、読むようにしていました。
 「熱血!故事成語道場」のまんがは、知らなかった言葉がわかりやすく解説されていて、国語が苦手な私も楽しみながら勉強できました。得意な算数は学習コーナーの「そらペンの算数タイム ブルックと頭のたいそう」を使い、「ひらめき力」をさらにアップ。たとえば輪ゴムの中の数字を当てる問題(1月6日付)は解きがいがあり、とても楽しかったです。桜蔭の入試でも、算数は手ごたえを感じるほど、よくできました。
 また、母のすすめで、去年の秋以降に週1回、メールで配信された「時事問題対策のポイント」のPDFも利用しました。父が毎回、印刷してくれて、重要だと思われる部分に蛍光ペンで線を引き、覚えるようにしました。

読み続けることで
基礎を身につける

選挙を解説した2014年12月2日付の紙面
Mくんがスクラップした記事

 西大和学園中学(奈良)に入学予定 R.Mくん
 3年生から読み始め、受験勉強のために紙面をスクラップするようになりました。これまでに連載された「都道府県ファイル」や「政令指定都市ファイル」「日本の世界遺産」といったコーナーはパンチで穴を開けてまとめ、「ニュースおぼえているかな?」は塾の参考書に貼りました。入試で鎌倉幕府の場所を問われましたが、「都道府県ファイル」で勉強していたので答えることができました。
 また、別刷りの「中学受験特集」の合格体験談はやる気の源に。成績が下がったときでも、先輩からのアドバイスを読んで「がんばろう」と前向きな気持ちになれました。
 ぼくは6年生で朝小リポーターをつとめました。著名人に取材したり、世の中のことをより詳しく知ることができたりして、とてもいい経験になりました。好きだった社会も、もっと好きになりました。
 朝小を読むと、基本的な知識や問題に触れることができ、「基礎」を固められます。ぼくはおやつの時間や移動中などに読んでいました。その小さな積み重ねが力となり、入試で発揮できたのではないかと思います。


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