朝日小学生新聞
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■教育にかける時間とお金の有効活用術■

前回「人生で一番緊張してるそうです(笑)」とお母さんから報告を受けた生徒は、見事第1志望合格! 同じ学校を受け続けて、4回目で合格を取ってきました!
「明日の試験も受ける!」と、まったく形式の違う問題が出題される回も受ける!って、そりゃ準備をしてないから受からんぞ!といってるのに受けると言い出す始末でしたが、
その前に受かりました! 執念ですね…(笑)

確かに受験日程を決める際、「おまえが受けたい学校を受けろ!」と言い続けたからそんな日程になったのですが、やはり、「本人の納得感」や「スッキリ感」が大事なんだなと改めて感じ入りました。
もう1人、第1志望に受かった子も、1月中にあれこれ調整して、スッキリと受験できたのがよかったかなと。
こちらのお母さんからいただいた1月31日のメールには、「沖山さんのおかげで安心して穏やかに試験日をむかえられそうです。本人も元気ですよ」とありました。

「楽しく楽に気分よく」「ぐちゃぐちゃせず」「すっきりとまっすぐに」受験に臨むことが大事ですね。もう1人、超難関校のみ1本で受験した子は不合格でした。
ただし!合格しても不合格でも、すぐに次の準備…って話になるのは避けられないのかな。まぁまぁそんな焦らずにっていいながらも、面談を重ねる日々であります(笑)。



【プロフィール】
安浪京子先生
沖山賢吾(おきやま けんご)
◎1977年東京都八丈島生まれ。都立戸山高校・早稲田大学社会科学部卒業後、東大難関大受験専門永田塾で英語講師として勤務。「御三家」を中心とした中高一貫校の生徒指導や、校舎長として営業・総務などの教室運営全般も経験。リソー教育グループに再就職後は、塾のシステムや利用法を説明する営業を担当。進路や勉強法など、保護者との面談も5000件を超える。
◎現在は、沖山教育研究所を構え、16年の教育業界における経験・体験・体感を基に、将来につながる「時間とお金」の使い方を指南する進学コンサルタントとして活動中。今期より、主に起業家やNPO代表が講師を務める大人向け社会塾『熱中小学校』講師も務める。「強烈な興味関心好奇心を持つ」「他人の人生を生きない」「好き嫌いと損得勘定で生きる」「超利己的に生きることが超利他的な存在になる」といったストレートな物言いとその先見性に注目が集まり、社会人向けセミナー、メディアへの出演・寄稿も多数。
◎著書には『できる子はどっち?』(KADOKAWA)がある。待望の新刊『志望校は校長で選びなさい』(かんき出版)が2月22日陳列予定。http://amzn.asia/6jReYZF

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