朝日小学生新聞
  • 毎日発行/8ページ
  • 月ぎめ2,100(税込み)

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今の小中学生が親の世代になる、20年後30年後はどんな社会になっているのだろうか。そんな記事が新聞や雑誌に載らない日はない。
少子高齢化による介護、年金、労働人口の減少。さらにグローバル化や想像を超える科学技術の進展――。だれもが予測できない不透明な時代を迎えることになりそうだ。

うまい具合に受験勉強をすり抜けて、レッテルさえ手に入れれば将来は安泰という時代の終焉を迎えた、と気がつかなければならないはずだ。では、これから社会が急激に変化する中を生きていくためには、どんな力が必要なんだろうか。
「コミュニケーション力」「表現力」「問題発見力」「協調性」――。それらはどれも必要な力であることは間違いない。

しかし、それが本質かと言えば何かしっくりこないのだ。どうも本質は、絶えず能動的に自分をアップデートするための「学ぶ力」であり、それも「独習力」ではないだろうか、という気がしてならない。
いつでも、どこでも、一人ででも学べる「独習力」こそが学びの自立であり、それこそがどんな社会や時代になっても通用する、真の「生きる力」ではないだろうか。
次回は、ではどうすれば「独習力」をつけることができるのか、をお話しします。

東京都練馬区の塾『受験 松井塾』 松井光裕(まつい みつひろ)
松井塾 http://www.matuijuku.com

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