ニタマです 見習い中です

 

たま駅長 和歌山電鉄貴志駅


 和歌山電鉄貴志駅(和歌山県紀の川市)の三毛猫の駅長「たま」(12歳)が就任してから5年がたち、ついに部下が入ってきました。同じめすの三毛猫「ニタマ」(1歳)です。まだ駅長の見習い期間中ですが、大活躍した上司のようにさっそく多くのお客さんを招いています。たまが駅長になってから各地で動物駅長が登場し、イヌやカメなど、ユニークな職員も注目を集めています。

 

 

たま駅長

 

ニタマ駅長代行を特別にだかせてもらった小学6年生の男の子。「毛がふさふさしてとてもかわいいです」=22日、和歌山県紀の川市の和歌山電鉄貴志駅で

 

ケヅメリクガメの「小太郎」駅長。イベントなどにたまに出勤します=鹿児島県指宿市のJR指宿駅前で©朝日新聞

 

イヌの助役「虎太朗」。妖怪駅長とコンビでお客さんを出迎えます【外字:9022】徳島県三好市のJR大歩危駅で©朝日新聞

 

 

ペンギン駅長の「志摩ちゃん」は、市の観光特使もつとめます=三重県志摩市の近鉄賢島駅で©朝日新聞

 

 

 

丸くてかわいいにゃー

 

 

 ニタマは、たま駅長が休みの毎週日曜日に貴志駅に出勤しています。22日に貴志駅を訪ねると、ニタマに会いたいという人たちでにぎわっていました。
 ふさふさのきれいな毛を持つニタマ。駅長代行室のガラスごしに写真を撮る人たちに「にゃ〜」と元気にあいさつしたり、周りを気にせず目をつぶっていたり。お客さんの評判は上々で、和歌山市の小学5年生、桃原さんは「たま駅長よりちょっと丸くて、とてもかわいい。また会いにきたいです」。
 ニタマは、廃線の危機だった和歌山駅と貴志駅を結ぶ路線の乗客を年間30万人も増やしたたま駅長の部下として、今月5日に働き始めました。
 もともとは岡山市内でひろわれたネコで、同市にある和歌山電鉄の親会社が飼育していましたが「人なつっこくかみつかない」という性格が評価されました。
 仕事は順調で、今後は和歌山電鉄伊太祈曽駅の駅長としても働く予定です。

 

動物駅長さん続々誕生

 

 たまの駅長就任後、動物駅長は続々と誕生し、2011年も新たな動物たちが駅を盛り上げました。
  「ネコはほかの駅にもいるからイヌにお願いしよう」。徳島県三好市の山あいにあるJR大歩危駅の助役(駅長を支える仕事)に7月就任したのは、シバイヌの「虎太朗」(おす、3歳)です。この駅は無人駅で、木彫りの妖怪駅長がいますが、動かないため、虎太朗にお客さんの出迎えを手伝ってもらうことにしました。
 地域の住民グループが考えました。メンバーの山口由紀子さんは「まじめな性格で、子どもたちや観光で来る外国の方にも喜ばれています」。
 毎週日曜の午前9時から10時に飼い主らと出勤しています。
 3月には、同じ名前ですが漢字のちがう動物が鹿児島県指宿市のJR指宿駅長になりました。ケヅメリクガメの「小太郎」(二26歳、おす)です。観光特急「指宿のたまて箱」運行開始などに合わせ、竜宮伝説にちなみ就任しました。
 もとはアフリカにすむカメで、体長七八センチ、体重41キロ。制帽をかぶり、週末や祝日に出勤していましたが、いまは体調管理のためイベントのときなどにたまに登場するそうです。ふだんは市内の動植物園「長崎鼻パーキングガーデン」にいます。
 活躍が認められ、新たな仕事をまかされたのは三重県志摩市にある近鉄賢島駅のペンギン駅長「志摩ちゃん」(10歳、めす)です。11月に、同市の観光特使になり、任命式が行われました。
 近くの水族館「志摩マリンランド」出身で、09年11月に駅長に就任。駅で写真撮影に応じたり、ペンギン列車ツアーのお客さんを駅で出迎えたりする仕事が評価されたようです。
 次は、2月12日と26日に出勤する予定です。


過去の記事↓

◆原発の寿命を「40年」とするの? (2012年1月28日)

◆ニタマです 見習い中です(2012年1月24日

◆香川県の「改名」に迫る (2012年1月20日)

◆通常国会、大臣代えてどうなる?(2012年1月21日)

◆アメリカ大統領はどう決めるの?(2012年1月15日

◆世界には読み書きできない人が大勢(2012年1月9日

2012年1月24日付

実際の紙面ではすべての漢字に読みがながついています。

 

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