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▽知床世界遺産進まぬ「宿題」
北海道の知床半島が世界自然遺産に登録された際、ユネスコ世界遺産委員会から求められていた海域の保全対策づくりなどの現状を評価するため、国際自然保護連合(IUCN)などが現地調査をした。絶滅危惧種のトドとそのエサのスケトウダラの保護策など、一部の取り組みについて不十分と改善を求めた。今回の調査結果は7月の世界遺産委員会で報告され、委員会は保全策が必要な「危機遺産」入りを検討する。危機遺産に指定されて改善されなければ、登録抹消の恐れもある。(20・21日)
▽グッドウィル労災隠し
日雇い派遣大手グッドウィルが、2007年12月に宮崎県都城市で起きた労災事故(仕事にかかわる設備や材料などによって作業中などに労働者が死亡したりケガをしたりする事故)を、労働基準監督署に適切に報告しない「労災隠し」をしていたことがわかった。事故にあった派遣労働者の男性(29)は指の骨が折れる大けがだったが、会社側から労災を隠すよう強要されたと訴えており、都城労基署が調査を始めた。(21日)
▽児童虐待検挙最多300件
07年に全国の警察が検挙した児童虐待事件は過去最多の300件にのぼったことが、警察庁のまとめでわかった。被害児童数も過去最多だった06年とほぼ同じ315人で、いずれも統計を取り始めた1999年の2.5倍に増えた。保護者による殺人や傷害によって死亡した児童は37人(前年は59人)だった。(21日)
▼海自、インド洋給油再開
海上自衛隊は、07年11月以来中断していたインド洋での多国籍軍への給油支援を、約4か月ぶりに再開した。インド洋での給油活動は、旧テロ対策特措法に基づいて、01年12月に開始。3度の法改正で活動を続けてきたが、07年7月の参院選で野党が過半数を占めたことから、政府は特措法の延長を断念し、活動を給油・給水に絞った新法案を国会に提出。異例の越年国会、衆院の「3分の2」の再議決で08年1月に新たな「補給支援特措法」を成立させ、活動再開にこぎつけた。(21日)
▽米兵に全面外出禁止
在日米軍は、在沖縄米兵が女子中学生を暴行したとされる事件を受け、当面の間、沖縄と岩国(山口県)に駐留するすべての米軍人と家族らを対象に基地からの外出を禁止した(20日)。日本政府と在日米軍は、全国の米軍関係者数を毎年自治体に通知したり、防犯カメラを設置したりするなどの再発防止策をまとめた。米側はこれまで明らかにしていなかった沖縄在住の米軍関係者数などを公表。08年1月末現在4万4963人が沖縄に在住し、このうち基地外に住んでいるのは1万748人だった。日本全体の米軍関係者は9万4217人で、48%が沖縄に集中していることもわかった。また、在日米軍は「反省の日」として各基地で訓練の一部を自粛し、隊員を集めて性犯罪防止などの講義を行った。(22日)
▽新幹線弁当期限偽る
JR東海道新幹線の駅などで弁当を販売している「ジェイアール東海パッセンジャーズ」(東京都中央区)は、社内規定の消費期限を偽った商品を1年以上前から販売していたと発表した。21日に販売した商品計1万5900食では、製造から14〜18時間としている消費期限を最大で5時間30分偽って表示していた。(22日)
▼トルコ軍、3000人地上侵攻
トルコ軍は、クルド人による広範な自治を求めて武装闘争を続けるクルド労働者党(PKK)を掃討するため、同国南東部からイラク北部に侵攻してPKKの拠点を攻撃する地上作戦を開始したと発表。軍は米軍から情報提供などの協力を得て、07年12月から断続的に小規模な越境作戦を行ってきたが、本格的な地上部隊の投入は初めて。同軍は少なくとも49人の死者が出たと発表した。(22日)
▼三浦和義元社長を逮捕
米ロサンゼルス市警は、1981年11月にロサンゼルス市内で妻を殺害したとして、元雑貨輸入販売会社社長の三浦和義容疑者(60)を殺人などの容疑で米自治領サイパン島で逮捕したことを発表。妻の一美さん(当時28)が銃撃され殺害されたこの事件では、三浦元社長は日本で無罪が確定している。カリフォルニア州法では凶悪殺人などの重罪に時効はなく、古い事件でも一定の証拠がまとまれば逮捕できる。(23日)
▼なでしこジャパン東アジア制覇
サッカーの女子日本代表は中国・重慶で開かれた東アジア選手権最終戦で地元中国を3−0で下し、3戦全勝で初優勝を決めた。日本女子は公式大会初タイトル。(24日)
▼韓国大統領に李明博氏就任
韓国の新大統領に、李明博氏(66)が就任した。福田首相とソウル市内の大統領府で初めての首脳会談を行い、首脳が最低年1回、互いに相手国を訪れるシャトル外交の再開で合意した。シャトル外交は小泉元首相の靖国神社参拝を契機に05年6月から途絶えていた。福田首相は歴史問題に自ら触れ、「過去の事実は事実として認めることが大事だ」と述べた。(25日)
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