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▽補給支援特措法案を閣議決定
政府は臨時閣議で、海上自衛隊によるインド洋での給油活動を継続するための「補給支援特措法案」を決定し、国会に提出した。11月1日に期限が切れる現行のテロ対策特措法にかわる1年間の時限立法で、補給対象をテロ対策の「海上阻止活動」をする艦船に限った。テロ特措法にあった自衛隊の活動に対する国会承認条項が削除され、「文民統制」の観点から論議を呼ぶとみられる。(17日)
▽原発炉心にも被害
新潟県中越沖地震で激しい揺れに見舞われた東京電力(東電)柏崎刈羽原発7号機(新潟県)で、核燃料の核分裂反応を抑えている制御棒のうち1本が動かなくなっている、と東電が発表した。制御棒は核分裂の火種となる中性子を吸収する素材でできていて、炉心にある。原因が変形や破損ならば将来の運転再開論議に大きな影響を与えそう。(18日)
▽公園遊具の事故急増
公園にある遊具の事故が急増している。国土交通省が自治体から報告を受けた、都市公園の遊具で30日以上のけがなどをした事故は、今年4月〜9月末で15件。2004年度の13件、05年度の7件、06年度の5件を大きく上回るペース。15件のうち、点検や維持管理の不備が原因とみられる事故は12件。安全点検を強化しようと、国土交通省は来春をめどに「安全指針」の改定作業を進め、遊具業界も自主基準を強化する方針。(19日)
▼パキスタン元首相を狙って自爆テロ
パキスタンのカラチでブット元首相が乗った防弾車の近くで2度の爆発があり、地元テレビは139人が死亡、539人が負傷したと伝えた。ブット氏は無事だった。ブット氏は政敵のムシャラフ大統領との連携に基本合意し、政治活動を再開するためアラブ首長国連邦から8年ぶりに帰国し、車列を組んでパレードしている最中だった。イスラム原理主義タリバーン系の宗教過激派がブット氏殺害を狙った可能性がある一方で、ブット氏の夫は地元テレビに「パキスタン情報機関の仕業だ」と述べた。(19日)
▼G7、世界経済の減速を心配
米ワシントンで開かれた主要7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)は、米国の低所得者向け(サブプライム)住宅ローンの返済焦げ付きを発端とした金融市場の混乱や原油高が「世界経済を減速させる」との共同声明を発表し、閉幕した。金融市場の混乱は「しばらく続く」との認識も強調した。(19日)
▽比内地鶏の薫製を偽装
秋田県の特産で「日本三大地鶏」の一つとして知られる比内地鶏で、加工商品として出荷した薫製の肉や卵に、比内地鶏でない鶏を使用した疑いがあるとして、秋田県は同県大館市の食肉加工会社「比内鶏」を景品表示法などに触れるとして立ち入り調査した。同社は偽装を認めた。(20日)
▽赤福に無期限の営業禁止処分
餅菓子の老舗「赤福」(三重県伊勢市)が、売れ残った商品を冷解凍して販売していたほか、その一部を原材料として再使用していたことがわかった(18日)。農林水産省は、本社・工場など3か所に立ち入り検査を実施。三重県は、食品衛生法違反の疑いがあるとして、同社本社工場を無期限の営業禁止処分にした(19日)。同社は、冷解凍の有無など商品ごとの偽装工程が担当者にわかるよう、製造日印に記号を付けていたことを明かした。日付の後に「・(ピリオド)」と「−(横棒)」の両方をつけたものは、一度店頭に並んで売れ残った商品を回収して包装し直した商品を表す。(22日)
▽海自、給油量の誤り03年に把握
海上自衛隊の補給艦が03年2月にインド洋で米補給艦に給油した量が80万(ガロン )だったのにもかかわらず20万(ガロン )としていた問題で、海上自衛隊幕僚監部が03年5月の段階で誤りに気づいていたにもかかわらず上層部に報告しなかったことがわかった。このため福田首相(当時は官房長官)が、記者会見で、給油量は「20万(ガロン )」と事実と異なる説明をすることになった。「文民統制」が果たされていないのでは、と心配される事態に発展した。(22日)
▽薬害肝炎被害者を厚労省は把握していた
血液製剤でC型肝炎に感染した患者を把握しながら本人に知らせなかった問題で、感染の疑いがある患者2人の実名、116人のイニシャルが書かれた製薬会社の資料を、厚生労働省が02年時点で持っていたとする調査結果を同省が公表した。当時、患者を特定して検査や治療を呼びかけていれば症状の悪化を防げた可能性がある。(22日)
▽守屋前防衛事務次官が軍需業者から接待
防衛省の事務次官だった守屋武昌氏(63)が在任中、軍需専門商社「山田洋行」の当時の専務(現・軍需専門商社「日本ミライズ」社長)と多数回にわたって一緒にゴルフをしていたことが関係者の話でわかった。自衛隊員が利害関係者とゴルフをすることは、自衛隊員倫理規程で禁じられている(19日)。自民、公明両党は野党側が求めていた守屋氏の国会証人喚問に応じる方針を決めた。29日にも行う見通し。(23日)
▽ミートホープ社長ら逮捕
食肉加工卸会社ミートホープ(北海道苫小牧市・自己破産手続き中)による偽装「牛ミンチ」事件で、北海道警は、豚や鶏を混ぜたミンチ肉を「牛100%」と偽って表示し食品加工会社に出荷したとして、田中稔社長や工場長経験者ら計4人を不正競争防止法違反(虚偽表示)の容疑で逮捕した。(24日)
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