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滝澤さんの通学路の特徴をいかした架空の地図です〓イラスト・林美香誇
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「あ、地震!」。そのとき近くにおうちの人や先生がいてくれたらいいけれど、学校や塾への道でひとりだったらどうしますか? いざというときにあわてないために、日ごろから親子で通学路の危険や避難場所を確認しておくことが大切。朝小リポーターの親子が専門家の先生といっしょに通学路を歩き、「防災マップ」づくりに挑戦しました。9月1日は「防災の日」です。
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写真をとって地図にしるし
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身の守り方を考え練習をしてみよう
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| 鈴木敏恵さん |
通学路のチェックをしたのは、朝小リポーターの滝澤楓さん(東京都・5年)、佐登子さん親子。学校までは住宅街を歩いて20分ほどです。中学受験を考えている楓さんは週3回、学校が終わった後に直接塾に通っています。午後8時に塾が終わると、電車にひと駅乗って家に帰ります。
指導は、千葉大学講師・未来教育デザイナーの鈴木敏恵さんです。
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■地図を用意する
家、小学校、塾が入った地図を用意します。住宅地図など、なるべくくわしいものがいいでしょう。地図は大きい本屋さんで売っています。
家、学校、塾にしるしをつけ、次に通る道をなぞります=写真@。それぞれ出発、到着の時間も書きこみます。
■通学路を歩く
さあ、出発です。地図はバインダーなどにはさみ、ふせん、ペン、カメラも持っていきましょう。
危険を発見するポイントは3つ。@頭上(看板など落ちてくるものを発見)A目の高さ(ブロックべいなどたおれてくるものを発見)B足もと(放置自転車などにげ道をふさぐものを発見)。
「見つけた!」。最初に楓さんが指さしたのは、両側がブロックべいの道。上を見るとかわら屋根が道にせまっています。写真にとり、「ブロックべい、かわら屋根」とふせんに書いて地図にはりました=写真A。
「ここで地震が起きたらどうする?」と鈴木さん。「へいの近くはあぶないから、まん中でランドセルを頭の上においてしゃがむ」と楓さん。実際に練習もしました=写真B。あぶなそうな場所を見つけたら、そこで地震にあったらどのように行動すればいいのかを話し合いながら進んでいきます。
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A
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電線のたくさん交差した道、川にかかった橋などをチェックしながら進むと、地図はふせんでいっぱいになりました。
楓さんの家の近くの住宅地は、細い道が入り組んでいます。「にげるときは、なるべく広い道を目指しましょう」と鈴木さん。
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B
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■駅や電車で
塾の近くの駅につきました。自転車やビルの看板など、住宅地とはちがった危険がありました。
楓さんが乗るのは、通勤ラッシュの時間帯。「ホームのはしにいたら落ちてしまうかも。なるべく中央でかばんで頭を守ってしゃがみます」と楓さん。佐登子さんは「ゆれがおさまったら駅員さんの指示にしたがうのよ」。
満員電車では、身長142センチの楓さんは大人から見えないかもしれません。おしつぶされないように「『助けてください』と、大きな声を出してまわりの大人に気づいてもらうことも大切ね」と鈴木さんはアドバイスしました。
■家族会議を開く
家に帰ったら、家族で話し合って集合場所などを決めましょう。
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防災の日
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| 1923年9月1日に起きた関東大震災をわすれず、防災を考える日としてさだめられました。この震災で、関東南部を中心に死者・行方不明者が約14万人という大きな被害がでました。 |
鈴木先生が心配したのは、避難所でもある学校へとつながるせまく急な坂道。両側は古い石垣とブロックべいで、くずれたら学校まで行けそうにありません。滝澤さん親子は家か学校で待ち合わせようと決めていましたが、「ほかに2か所ほど集合場所を決めましょう。状況にあわせて一番安全な場所をめざした方がいいでしょう」と鈴木さんはいいます。
滝澤さんたちは地図を見ながら、「けがをしたら動かないで、助けをもとめるのよ」「大通りまで出ていたらこの公園で待っていて」と細かく相談をしました。
お父さん、お母さんが遠くの町で働いている家では、子どもをむかえに行けないかもしれません。友だちの家にたのんでおくことなども必要だといいます。
話し合ったことをまとめて、自分だけの防災マップをつくりましょう。友だちと情報を持ちよると、よりくわしい地図になります。「いざというときに、自分の命を守る判断力をやしなう訓練になる。クラスや学校でも取り組んでほしい」と、鈴木さんは話していました。
(2005年8月26日 朝日小学生新聞)
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