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おすすめする人 東大院生 とってぃ
たとえば、ぼくらのおじいさんのおじいさんは、動物の肉をどのくらい食べていただろう。いまはそのころとは違う。日本中に冷凍庫があって、肉を毎日簡単に大量に食べることができる。
この本は、動物の肉がぼくらの口に入るまでのことについて、目をそむけずに直視する。当然ながら、動物のいのちを絶っているわけだし、そして、ぼくらの代わりに動物を殺す人たちがいる。
「僕らの日常は、誰かを傷つけたり、誰かに傷つけられたりすることのくりかえしだ」と森さんは言う。人や社会や世界、知れば知るほどつらい部分を気づかされる。けれども、ぼくらはそのつらさを引き受けて生きていくんだと思う。そのためにも、もう少し知りたい。
(朝日中学生ウイークリー 2006年12月10日号より)
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