京都市中京区・朱雀第四小

 場所 

 JR二条駅から歩いて約10分の住宅街。近くには二条城や豊臣秀吉が築いた敵の侵入を防ぐための土盛りの御土居や京都地方気象台があります。
 

 あゆみ 

 1929年(昭和4年)に開校。96年の体育館改築工事にともなう発掘調査で、1200年前の平安京の貴族屋敷跡や平安京で2番目に大きい東西の道路跡などが発見されました。
 

 朱四校の教育目標 

 「めあてに向かって主体的に活動する子どもを育てる」
 児童数は290人。校長の津知隆一先生と教頭の深尾則子先生は「まじめで人なつっこくて、がんばる子どもたちです」と話します。

 

 エコ改修 

 2009年度に環境省のエコフロー事業のモデル校に指定され、3年計画で学習会→設計→工事が進んでいます。この事業は校舎改修というハード面と、環境教育や地域交流というソフト面の対策を進めて二酸化炭素排出量を削減する試みです。

 事業は05年度から始まり、これまで全国で小中高20校がモデル校に指定されましたが、京都府では初めて。この春に工事が完成すると、ホールには校内温度や電力消費量がひと目でわかるエコモニターや水族館、屋上には緑地や
太陽光パネル、地下には雨水貯留槽が設置。中庭には池やせせらぎ、水田などが整備されます。

 

 環境教育 

 18年間継続し、現在「体感」「感謝」「活用」「共生」をキーワードに、各学年で系統的に取り組んでいます。玄関には、開校時に植えた木の名前から取った「あかしや水族館」があり、12の水槽でメダカやウナギなどを飼育。

 1番人気はウーパールーパー。地域の人からゆずり受けたのが約200匹になり、近隣の学校などにゆずって現在は10匹育てています。
  「動物ランド」では、人工ふ化させた二羽のウコッケイをはじめ、カモやアヒルを飼育。生き物の観察や世話を通して環境問題や生命の大切さを学びます。
 校庭の「あかしやの森」では、野鳥などを観察します

 

 行事 

 6年生は修学旅行で名古屋・南知多方面へ。リトルワールドや名古屋市の科学館を訪れて思い出をつくります。

 5年生は花背山の家で4泊5日の野外活動。登山や自然観察、野外炊事などをします。校庭での米作りや、あかしやの森の維持管理もします。
 4年生は三重県のみさきの家で野外活動。2泊3日の間、海辺の生き物観察などで集団生活を通して協力することやルールを守ることなどを学びます。3年生は校内で昆虫のすみやすい環境づくり。2年生は学習園で育てたピーマンなどを使って調理実習。1年生は地域の女性会の方から昔遊びを教えてもらいます。

 

 理数はっけん教室 

 2か月に1回、全校で体験を通して学ぶ独自の試みです。当番の学年が問題を考えます。例えば、「体を使って長さを推理」のテーマでは、自分の手や腕、足などを使って決められた長さを調べます。
 

 チャレンジタイム 

 朝の45分間は国語、算数の復習や手や体で考える学習をします。
 

 紙屋川エコレンジャー 

 地元の紙屋川を守るために生き物観察や清掃などを続けています。活動は年6回程度、毎回百数十人の児童や保護者、おやじの会、教職員が参加します。

 支援 

 保護者や地域が熱心な活動で学校を支えています。

 地域やPTA、教職員で結成する学校運営協議会「朱雀大路コミュニティ」は、ホタル観察会やギョーザ作り、などを企画。 PTAは、夏休みに初のサマーナイトスクールを開催。約160人が夕食のカレーや、肝試しなどを楽しみました。

 5、6年生の希望者約30人は口内に宿泊、翌朝は地域の太極拳に参加しました。 地域の「女性の会」や図書ボランティア「太陽」は読み聞かせの会を実施。見守り隊や交通指導員は通学を見守ります。

 

学校さんぽ一覧にもどる


ページの先頭へ