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神戸市東灘区・本山南小

 場所
 阪神電車青木駅から歩いて約10分の住宅街にあります。周辺には阪神大震災後の住宅開発で高層マンションが立っています。

 あゆみ
 1977年(昭和52年)、児童数の増加で本山第一小・東灘小から分離して創立。教育目標に「自ら高まろうとする子」を掲げ、合言葉は「風の子」(心も体もたくましい子)、「花の子」(心の豊かな子)、「太陽の子」(進んで学ぼうとする子)。校長は大原孝造先生。

 児童
 創立時の児童数は673人。震災時は432人に減りましたが、現在527人と増加傾向に。校章旗掲揚は6年生の仕事。運動場ポールに交代で毎朝掲げ、夕方には降ろします。

 卒業証書
 工房「神戸和紙」の協力で6年生が卒業証書用の和紙を製作します。「すけた」という道具を使って原料を揺り動かして紙をすきます。すいた紙は水を切って板にはって天日で乾燥させて出来上がりです。

 栽培活動
 野菜作りにはJA宮崎経済連と神戸市東部中央卸売市場が協力しています。土作り、苗の植え方、育て方などの指導を受けて今年度も五年生がピーマン、二年生はサツマイモを育てました。

 環境教育
 環境に気をつかった活動や資源保護などをめざして神戸市などが始めた環境マネジメントシステム(KEMS)に今年度から取り組んでいます。使っていない教室の電灯をこまめに消す、水道の蛇口をしっかり閉める、給食の残りものを減らす、環境教育の推進などの活動を通じて家庭や地域にも広げていきます。

 金銭教育
 日銀神戸支店や兵庫県、金融機関などでつくっている県金融広報委員会から2005、06年度、金銭教育研究校に指定されました。「どっこい もったいないは生きている」のテーマで発表会や公開授業、意識調査などをしました。経験をKEMS運動につなげます。

 防災教育
 阪神大震災では学校は1300人の避難者であふれました。震災資料コーナーでは、当時の写真などをパネルにして保存しています。震災発生の1月17日にはこれまで避難訓練や炊き出し、避難所体験などを親や地域の人と取り組んできました。学校には災害時に備えて毛布や生活用品の備蓄倉庫などがあります。

 交通当番
 保護者が分担して毎朝、交差点などで交通当番に立ちます。「ありがとう横断中」の手旗にはアニメクラブがイヌやネコ、ウサギなどのかわいい動物を描きました。

 調査
 子どもたちへの今年度の意識調査では、授業が「よく分かる」は41%、「だいたい分かる」は51%でした。06年度の調査と比べて「よく分かる」が5ポイント上昇しました。また読書アンケートも実施。「1か月に10冊以上読む」が38%、「3冊から10冊」が30%でした。学校は「読書数が多いのは保護者による『本よみたい』やボランティアグループの『こすもす』『お話KOBE』の支援が大きい」と感謝しています。

 描画会
 「こんなことできるよ」など学年ごとにテーマを決めて制作します。完成した作品は体育館で2日間展示。大勢の保護者が鑑賞に訪れます。

 催し
 子どもたちの楽しみは年に1度の「南っ子フェスティバル」。宝探し、迷路などのお店を出します。親も訪れる中で、子どもたちの元気な呼び込みの声が響きます。

 交流
 自治会や婦人会などの団体でつくる「本山南ふれあいまちづくり協議会」がいろいろと支援してくれます。老人会「喜楽会」はお手玉など昔の遊びの指導や戦争体験を聞く会を開いています。

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