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大阪市此花区・四貫島小

 場所
 学校はテーマパークのUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)を中心に新しい街づくりが進む此花区の中央にあります。校区には区の官公庁が集まっており、古くからの住宅街と3つの大きな商店街があります。

 あゆみ
 1919年(大正8年)、四貫島尋常小学校として創立。34年の室戸台風、45年の大阪大空襲、50年のジェーン台風などで校舎は大きな被害を受けました。

 規模
 児童数は55年ごろには2600人を超えましたが、梅香小学校の分離や少子化などで減り、現在は148人(7学級)の小規模校です。校長の谷井浩先生は校区にある梅香中学校長から3年前に着任しました。

 憩いの森
 校庭に「四貫島の森」があります。約500平方メートルに約80種類の木々。大阪府の緑化樹無料配布制度を利用して1986年、教職員と5、6年生が植樹、散策路をつくりました。夏場の水やりは2時間かかるそうです。

 授業に活用
 この森を低学年は生活科、高学年は理科や写生に利用しています。地元の老人会からは花見に使わせてほしいとの希望も出ています。大阪府緑化センターの冊子にも紹介されています。

 学校評価
 学校教育を保護者や地域に説明する学校評価に2004年から取り組み、昨年度に文科省の学校評価システム構築事業協力校に選ばれました。昨年のアンケートで高学年から「授業は分かりやすくて楽しい」に76パーセント(04年は43パーセント)、保護者から「学校の雰囲気が良く子どもたちが生き生きしている」に96パーセント(同83パーセント)の評価が得られました。調査結果はウェブサイトで公開しています。

 公開授業
 プロ意識を高めようと、全教師が年1回、公開授業をし、同僚教師が参観します。授業後の反省会で良かった点、悪かった点を話し合い、今後の授業に役立てます。

 商店街
 学校そばの四貫島商店街を授業に生かしています。低学年は見学。中学年は一日店長を務め、約30の協力店で仕事を体験。高学年は商売。企画、仕入れなどを分担、空き店舗前で実売します。

 工夫
 4時間目までの授業の間、チャイムが鳴るのは2、3時間目の終了・始業時だけ。45分枠にしばられないので自由に延長も可能です。休憩は2、3時間目の間にたっぷり25分を取って外で遊びます。

 校区清掃
 3年生以上の子どもたちが年に2回、地域の婦人会や女性会の協力で校区内の公園や道路の清掃をしています。

 稲栽培
 5年生が校内でプランター6つにもみをまいて育て、10月に収穫。堺市の農家の協力で田植えも体験しました。

 もちつき
 保護者や地域と学校が協力して3学期に催します。約50キロをつきます。子どもたちは米洗いやもちをこねます。

 番組づくり
 5年生が米づくりの題でNHKの放送局で番組を制作しました。ナレーター、ディレクター、カメラマン、リポーター、音声などそれぞれの役割を決め、米屋に取材するなどして約5分の番組に仕上げました。

 情報紙
 学校を知ってもらおうと行事をカラーで紹介した情報紙「はぐくみネット」(B4サイズ)を5年前から発行しています。田中幸子教頭らがパソコンで製作、年に数回、児童や地域に配布、回覧しています。

 学校開放デー
 年に5、6回設けています。6月には親子ふれあいスポーツ大会を開きました。保護者や地元の人がつくったカレーを食べ、親子で2人3脚や綱引きをしました。

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