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兵庫・尼崎市・明城小

 あゆみ
 2004年4月、旧尼崎藩校が前身の開明小と、旧尼崎城の中心部に校舎を構える城内小が統合して誕生しました。ともに1873年(明治6年)創立の伝統校でしたが、児童の減少などで踏み切りました。新校名は両校からひと文字ずつを取ってつけました。統合の校舎は城内小に決まりました。

 震災
 城内小は1995年の阪神大震災で大きな被害を受け、仮校舎での授業を続け98年に新築されました。震災を忘れまいと「震災で近所の人々や友だちと助け合い、信頼しあうことが大切と思った」との記念碑も建てられました。児童数は20学級547人。校長は田中眞悟先生。

 校章と校歌
 統合にあたって校章と校歌を公募しました。校章には188件、校歌には132件の応募がありました。学校に植えられているフェニックスやゆかりの尼崎城が盛り込まれています。

 尼崎城
 校門を入ったところに江戸時代の尼崎城の模型(高さ2.5メートル)があります。戦時中の1940年に先生や児童が昔の写真を元に製作しました。高さ18メートルあった当時の4層の天守閣をコンクリートで復元しています。

 たてわり活動
 6年生から1年生まで約10人で1つの班をつくっています。1年間同じメンバーで、教育目標の「明るく」「仲良く」「やさしく」などにそった取り組みをします。班長の6年生は遊び方や時間の使い方を工夫、高学年は低学年の子を見守ります。電車に乗って公園に行ったり、給食をいっしょに食べたあと遊んだりします。教室やトイレのそうじも班でします。

 漢字
 7月から始めたのが明城漢字ドリル。小学校で習う1006字を学んでもらおうと、先生たちが地元行事や地名を入れて作った問題集です。100級からスタート、卒業までに1級をめざします。100点を取らないと進級できないルールです。

 理科朝会
 理科の先生が年4、5回、全校生の前で実験をします。大きな缶を空気の力でつぶしたり、液体窒素で凍らせたバナナで釘を打ったり、自転車をこいでジュースをつくったり。理科の楽しさを知ってほしいという試みで、大がかりな仕掛けに歓声があがります。

 サマースクール
 夏休みの間、全校登校で自主学習をしました。親子で参加のコンピューター教室はじめ、とび箱、なわとび、習字などにがんばりました。

 ミニトライやる
 地域に役立つことはできないか、と3年前から始めました。地元の協力店や施設にグループを組んで出かけます。お寺ではぞうきんがけをしたり、商店では品物を並べたり、保育所では子どもの遊び相手をしたりします。

 学校の評価は?
 保護者は学校をどう評価しているか。今春、アンケート結果をまとめました。「学校行事に保護者や地域の人が参加しやすいように配慮しているか」「子どもたちにわかりやすく、工夫した授業をしているか」など10問。好意的な回答がほとんどでしたが、自由記入欄では「あいさつが出来ない子がいる」「宿題が少なすぎる」など学校への注文もありました。

 綿を栽培
 尼崎に紡績会社があったので郷土の歴史を知ろうと、始めました。日本綿業振興会から米国産の種をもらい、5月に学校花壇にまきました。夏休み中も水やりなどをした結果、約300本が高さ1メートル弱まで育ちました。

 今秋に収穫
 綿は薄いピンクの花を咲かせボール状の実をつけています。収穫して綿繰り機を使ってコースターなどの作品を作ることにしています。

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