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千葉・佐倉市・井野小

場所
 千葉県北部。京成本線志津駅から歩いて20分ほどです。以前は学校のまわりは山林で、草木がうっそうとしていました。いまは住宅や大きな道路の開発が進んでいます。2、3年後にはけしきががらりと変わっているでしょう。

歴史
 1971年、2つの小学校から分離してできました。7年前に創立30周年を祝いました。

児童数
 867人。7年前からふえ続けています。教室が足りず、プレハブ校舎が2棟建っています。

校長先生
 4月に着任した木原幸男先生。趣味はユリやカトレアを育てること。「毎年、花が咲くのが楽しみです」

遺跡
 なんと学校の敷地の中に縄文時代の遺跡があります。「井野長割遺跡」です。たて穴住居や縄文時代の道、お墓のあとなどが見つかっています。いまでもときどき発掘調査が行われています。

国の史跡に
 井野長割遺跡の一部は2006年に国の指定史跡になりました。井野小の敷地内にあり、子どもたちが自然観察を行っていた山林「井野っ子山」もこの中に含まれています。国の史跡になったことで、以前ほど自由に入れなくなりましたが、ビオトープボランティアの保護者らが大事に手入れをし、生活科の授業などで子どもたちを案内してくれています。

気分は縄文人
 6年生は1学期に土器づくりを体験します。縄文時代の人たちと同じ場所で、同じように、野焼きで土器を焼くのです。遺跡の上に立つ学校ならでは、のユニークな授業です。佐倉市教育委員会文化課の人たちが指導に来てくれます。

はっけよい
 校庭には屋根つきのりっぱな土俵があります。毎年5月に佐倉市のすもう大会があり、4年生以上の希望者が大会に向けて毎朝練習にはげみます。

みんなの歌
 校歌ができたのは開校から17年たってから。それまでは児童や音楽の先生がつくった「みんなの歌」が校歌がわりでした。いまも集会などで歌っています。

井野の辻切り
 井野地区に伝わる正月の伝統行事です。ワラでつくった大きなヘビを木の上にとりつけると、ヘビがにらみをきかせ、悪いものが集落に入ってこない、と信じられています。3年生は毎年、5か所の集落にとりつけられた新しいヘビを見学にいきます。

小辻
 それぞれの家庭の玄関にかざる小さなヘビは小辻とよばれています。3年生は地域のお年よりから、小辻づくりも教わります。

茶つみ
 校舎にそってお茶の木が植えられています。そこで毎年5月、2時間目と3時間目の間の「みんなの時間」を利用して、茶つみをしています。

井野っ子茶
 つんだお茶の葉はビオトープボランティアのお母さんたちが業者に頼んでお茶にしてもらいます。翌週の「みんなの時間」はできあがった「井野っ子茶」をみんなでいただくお茶会に。自分たちの学校からうまれた新茶の香りは格別です。

読書
 「本をたくさん読む子になってほしい」と木原校長。読書に力を入れています。毎週金曜日には図書ボランティアのお母さんたちが読み聞かせに来てくれます。

応援席
 グラウンドにおりる階段の大きいこと! 秋の運動会ではこの階段がうってつけの応援席になります。

たてわり
 1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生は、ペアで遠足に出かけたり、運動会のダンスをおどったり、遊んだりします。どの子にも1対1でつきあう異学年のおにいさん、おねえさんがいて、年間を通して交流しています。

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