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朝日小学生新聞で連載

日本化学会化学教育協議会 牧野順子さん

 

ホーバークラフトを作って遊ぼう
 ホーバークラフトに乗ったことがありますか? 水の上をうき上がって進む高速の乗り物です。遠くまで進むホーバークラフトを作ってみましょう。

 

 材料をそろえて作ろう

 まず、ポリ袋の片側の真ん中に、四角い穴をあけます。上手に穴をあけるために、段ボールで型紙を作って、ポリ袋の中に入れてから切ります。

 ポリ袋の口を折り返し、空気がにげないようにセロハンテープで口を閉じます。その前に、型紙の段ボールをポリ袋から取り出すのをわすれないでください。

 次に21センチ×15センチの段ボールを、ポリ袋の穴のあいている面とは反対の面に両面テープではりつけます。この時、段ボールの端から2〜3センチ内側にはりましょう。段ボールの上におもりになる乾電池(単1)をセロハンテープでしっかりつけます。これで、ホーバークラフトのできあがり。さあ、走らせてみましょう。できたホーバークラフトを表面がなめらかな床に置き、何回か軽くたたくようにするとポリ袋の中に空気が入ります。軽く前におし出すと床の上を走り出します。

※刃物を使うときは大人といっしょにやろう


 

 遠くまで走る工夫をしよう

 どのような工夫をすると、遠くまで走るホーバークラフトができるか試してみましょう。

 ステップ1で分かるように、ホーバークラフトはポリ袋と床の間に空気だまりを作り、その中の空気の圧力でういています。空気の圧力は上にのせるおもりの重さによって変わります。

 乾電池の代わりに、粘土でいろいろな重さのおもりを作って試してみましょう。重すぎると粘土の重さで遠くまで進みません。また、軽くしすぎても進みません。遠くまで走るホーバークラフトを作るためには、ちょうどよい重さがあることが分かります。

 次に、空気だまりを作っているポリ袋の穴の大きさを変えてみましょう。穴の大きさを大きくすると、ステップ1と同じ力でおしても進みますが、すぐに止まってしまいます。

 穴の大きさを小さくしたらどうでしょうか。また、穴を1つではなく、3つ4つとたくさんあけてみたらどうなるでしょうか? いろいろ試してみましょう。

『青少年のための科学の祭典 2007全国大会実験解説集』(発行 財団法人日本科学振興財団・科学技術館)から「君だけのホーバークラフトづくり」を参考にしました

イラスト=コジマケン
朝日小学生新聞 2008年4月30日付

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