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朝日小学生新聞で連載

日本化学会化学教育協議会 渡辺たかこさん

 

天気図パラパラまんが
明日はどんな天気になるか、予想できたら楽しいことを計画できますね。
そんなヒントになるのが天気図です。天気図で天気が変化していくようすを調べてみましょう。

 

 

天気は西から東に動く?

  新聞で同じ時刻の天気図を1週間(もっと長くてもいい)集めましょう。天気図が集まったら、細長い画用紙の右側に1枚ずつはります。天気図の日付の一番新しいものを一番下に置き、日付順に重ねます。天気図の方を少しずらして重ね、左手で画用紙の部分をおさえ、右手で天気図の部分をパラパラとめくります。天気図中の日本列島は動きませんが、「高」「低」「三角形と半丸のついた線」などが動いて見えましたか?

 「高」「低」「三角形と半丸のついた線」などは大気の特徴を表しているので、これらが動いて見えるのは大気が動いていることをしめします。動いていく方向は右でしたね。だから西から東に動いていることが分かります。自分の住んでいるところより西側で雨が降っていたら、これから自分の住んでいるところも雨が降る可能性が高いといえます。

 1か月くらいの天気図を集めてパラパラめくっていくと、「高」や「低」が生まれたり、消えたりするのも見られますよ。

 

 

 

天気図をよんでみよう!

  天気図は、各地で観測した晴れや雨などの天気・気温・気圧・風向き・風力の結果を分かりやすくまとめて図に表したものです。観測地点の天気は記号で、風向きと風力は矢羽根で表しています。

 そのほかに曲線がえがかれています。この曲線は気圧が同じ数字のところを結んだ線(等圧線)です。数字が大きいと気圧が高いことをしめします。曲線が丸くなっていて「高」と書いてあるところは高気圧、「低」と書いてあるところは低気圧です。「三角形と半丸のついた線」は停滞前線といい、梅雨のころに見られるものは梅雨前線と呼ばれます。

 天気図と雲画像が重なっていると、どこに雲が分布しているかも分かります。雲が多いのはどこですか。「低」「前線」のところが多いですね。雲が多いところは雨が降っていることが多い場所です。

 「高」(高気圧)のところは雲が少なくて晴れが多いところです。天気図と雲画像を重ねてみると、もっと天気を予想することができますね。

イラスト=高田ゲンキ


朝日小学生新聞 2009年4月1
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