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朝日小学生新聞で連載

日本化学会化学教育協議会 牧野順子さん

 

金属ってどんなもの?
アルミ缶やスチール缶という言葉はよく耳にしますね。
アルミ缶はアルミニウムという金属でつくられている缶、スチール缶は鉄という金属でつくられている缶です。
金属と呼ばれる仲間は、共通の性質を持っています。

 

 

光るかな?電気を通すかな?

  金属はみがくと光る性質を持っています。アルミ缶やスチール缶で試してみましょう。 紙やすりを用意して、缶の表面をこすってみます。そうすると、表面についているインキなどがはがれて中から金属が出てきます。よくみがくと銀色に光ります。

 もう1つ、金属には電気を通す性質があります。このことを確かめてみましょう。まず、電気が通ることが分かるチェッカーをつくります。豆電球、単3乾電池、ゼムクリップを用意して、クリップ、豆電球、乾電池、クリップの順に図のようにつなぎます。クリップの先同士をくっつけると、電流が流れて豆電球の明かりがつきます。これでチェッカーができました。

 チェッカーのクリップの先をアルミ缶やスチール缶につけてみましょう。豆電球の明かりがつきましたか? アルミ缶やスチール缶は、柄が印刷してある部分に当てても電流は流れませんが、紙やすりでみがいたところにクリップを当ててみると電流が流れて豆電球の明かりがつきます。

 

 

チェッカー使いもっと探そう

 チェッカーを使って、意外なところに使われている金属を見つけましょう。

 チョコレートを包んでいる銀紙にクリップを当ててみましょう。すぐに豆電球の明かりがつくので、銀紙が金属だということが分かります。

 ぴかぴか光っている金色や銀色の折り紙も調べてみましょう。クリップを表面に当てても豆電球の明かりはつきませんが、クリップの先で、紙に傷をつけて中の方にさわるようにしてみると、豆電球の明かりがつきます。これは紙の中に薄くした金属が入っているからです。金属は薄く広がる性質も持っているので、このように薄い紙の表面につけることもできるのです。

 この方法で調べてみると、ポテトチップスなどのお菓子が入ったつやつや光っている袋にも、金属が使われていることが分かります。

 こうした袋は、プラスチックなどとさまざまなものが層になってつくられています。金属は外からの光をさえぎるために使われています。

 

イラスト=高田ゲンキ


朝日小学生新聞 2009年6月24
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