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朝日小学生新聞で連載

日本化学会化学教育協議会 高橋美由紀さん 

 

びっくり! 野菜の生命力
 買ってきた野菜の一部を残しておいて、育ててみませんか。今ごろの季節なら、葉がのびて花がさくこともあります。

 

 根を食べる野菜を育てよう!

 まず、ダイコンとニンジンを用意して、葉がついていた部分から1センチ下のところで切ります。プリンカップや食品用のトレーに入れ、水を5ミリの深さまで入れて明るいところに置きます。水はこまめに取りかえます。毎日観察して、水がなくならないように気をつけましょう。

 1〜2週間観察すると、上の方から葉が出てきます。ダイコンとニンジンを比べてみると、葉の形がずいぶんちがいます。ダイコンはアブラナ科なのでアブラナの葉に似た葉が出てきます。ニンジンはセリ科なので、パセリに似た切れこみの深い葉が出てくるのです。

 葉が数枚出てきたら、日当たりのよい場所の土に植えてみましょう。植木ばちやプランターでもOKです。うまくいくと、葉がどんどん出てきて花がさくことがあります。

 

 

 葉を食べる野菜も育てよう!

 キャベツやチンゲンサイ、ハクサイは葉を外側から料理に使い、中心の葉を2〜3枚のこしたまま、ステップ1と同じように容器に入れ、水をやって育てます。

 1〜2週間ほど観察すると、真ん中から次々と葉が出てきます。どの葉もよく見ると葉脈があみ目になっていて、アブラナの葉に似ています。キャベツ、チンゲンサイ、ハクサイはどれもアブラナ科です。もし、花がさいたらよく観察してみましょう。どの花もアブラナの花によく似ています。

 ネギはどうでしょうか。根がついているネギをさがし、根から3〜4センチ上を切って土に植えます。1週間ぐらいすると新しい芽がのびてきます。ネギはユリ科(ネギ科)なのでアブラナの葉とはちがい、葉脈が平行です。タマネギやニラも同じ仲間なので、葉脈が平行です。

 ふだんはすててしまう部分も、育ててみると成長していきますね。野菜は生きているのです。

イラスト=コジマケン
朝日小学生新聞 2008年6月4日付

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