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朝日小学生新聞で連載

日本化学会化学教育協議会 高橋美由紀さん 

 

お米の粉でだんごを作ろう!
 みなさんは、お米の粉でだんごを作ったことがありますか? 2種類のお米の粉でだんごを作り、その固さや食べたときの感じ(食感)のちがいなどを比べてみましょう。

 

 どちらもお米の粉だけど……

 お米は、「うるち米」と「もち米」の2種類に分かれます。「うるち米」は、ふだんわたしたちが食べているお米です。「もち米」は、おもちや赤飯にして食べるお米です。たくと、うるち米に比べてねばりが強くて弾力があります。

 だんごを作る粉も、大きく分けて2種類あります。1つは、うるち米を粉にした「上新粉」。もう1つはもち米を粉にして水にひたし、さらして乾燥させた「白玉粉」。どちらもにたような白い粉で、スーパーなどで手に入ります。

 2種類の粉を少しずつ取って、「ヨウ素入りのうがい薬」を入れてみましょう。上新粉はこい青紫色に、白玉粉は赤紫色になりましたね。

 これは、それぞれの粉にふくまれるアミロースとアミロペクチンという2種類のでんぷんの割合にちがいがあるためです。上新粉にはアミロペクチン80〜85%とアミロース15〜20%がふくまれ、白玉粉にはアミロペクチンだけがふくまれているのです。

 

 

 だんごを作ってみると

 「上新粉」「白玉粉」「どちらも半分ずつまぜた粉」の3種類でそれぞれだんごを作り、その性質を比べましょう。3種類の粉をカップ2分の1ずつ量り、それぞれどんぶりに入れます。まん中をくぼませてカップ2分の1の水を少しずつ入れてこね、耳たぶくらいの固さにします。食べやすい大きさに丸めてから、ふっとうした湯に入れてゆでます。うき上がってきたら、冷たい水に入れて冷まし、水気を切って器に盛りつけます。

 それぞれのだんごの性質を比べましょう。

 どの粉で作っただんごも、ゆでるとやわらかくなりましたね。これはお米のでんぷんが加熱されて、消化がよく、吸収されやすい形になったのです。


 白玉粉のようにアミロペクチンが多いほど、ねばり気が強くなります。白玉粉のだんごはねばり気があってやわらかく、積み重ねるとくずれてしまいます。上新粉のだんごは積み重ねてもくずれません。半分ずつまぜた粉のだんごは、中間の性質を持っています。食べて、食感も比べてみましょう。

※火を使うので大人といっしょにやりましょう。

イラスト=ビューンワークス・藤田裕美

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