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朝日小学生新聞で連載

日本化学会化学教育協議会 安川礼子さん 

 

野菜くずで紙づくり
 紙は、植物の繊維を細かくくだいたものからできています。そこで、料理で残った野菜くずを使って紙をすいてみましょう。

 

 紙すきの道具を用意

 発泡ポリスチレン製の食品トレーに、つまようじを使ってたくさん穴をあけます。目の細かいポリエチレン製の水切り袋をトレーの長さより長めに切り、幅はトレーのふちにかかるほどに切ってトレーの上にしきます。それから、トレーの下にバットを置き、バットに水を下から1センチほど入れておきます。

 紙の材料になる野菜を細かくするために、ミキサーを用意します。野菜の葉や茎はミキサーで、ダイコンやニンジンはおろし金ですると、うまく紙すきができます。

 紙のもとになる野菜として、キャベツ、ダイコン(茎や葉も)、ニンジンやニンジンの葉、片栗粉、湯、計量カップ、新聞紙、木綿の布やハンカチも用意します。

 

 

 キャベツで紙すき

 まずは、キャベツで挑戦。50グラムのキャベツのしんを約3センチ角に切り、水100ミリリットルも加えて2分間ほどミキサーを回します。大きな破片が残っているようなら、さらに1分間ほどミキサーにかけます。

 50ミリリットルの湯を計量カップに入れ、片栗粉をとろみがつくまでよくかき混ぜながら加えます。片栗粉液に少しねばりが出てきたら、キャベツのしんが入っているミキサーに加えて、少しミキサーでかき混ぜます。これが紙のもとになります。

 紙のもとを、ステップ1で用意した水切り袋を切ったものをしいたトレーの上に流し入れます。紙のもとがかたよってしまったら、バターナイフなどで平らにならします。それから、バットにたまった水をすてながら水を切ります。

 それから、新聞紙や木綿の布を使って水を切り、1日かけて自然乾燥させます。紙のもとにあて布をして、低温でアイロンをかけるときれいに仕上がります。

 ダイコンやニンジン、ゴボウでも試してみましょう。こうした根菜は、おろし金でするとうまくいきます。

イラスト=ビューンワークス・藤田裕美

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