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朝日小学生新聞で連載

日本化学会化学教育協議会 江崎士郎さん 

 

虹を作って調べよう
 夕立の後、空に虹がかかることがあります。噴水の水しぶきの中に虹が見えることもあります。虹ができるのはどうしてなのでしょう。

 

 太陽光を反射させると

 水と鏡を使って、虹を作りましょう。

 @洗面器に水を入れ、鏡をしずめます。
 A太陽の光を水の中の鏡で反射させて、壁に当てます。(鏡で反射した太陽の光を直接見てはいけません)

 壁に当たったのは太陽の光です。太陽の光は白く見えるのに、壁にうつった虹はさまざまな色です。太陽の光がいろいろな色の光に分かれたのが虹です。太陽の光は、さまざまな色の光が混ざってできていることが分かりますね。

 光が、さまざまな色に分かれたのはなぜでしょうか。

 光は水に入るときや出ていくときに、水面で折れ曲がって進む性質(屈折)があります。
 水を入れたコップにストローを入れると、ストローが折れたように見えるのも屈折です。曲がり方は光の色によって少し変わります。そのため、光は虹の色に分かれたのです。
 空にできる虹も同じ理由です。

 

 虹の色は何色

 太陽の光を壁に当てて作った虹は色の区別がつきにくいので、別の方法で色を調べましょう。


 音楽やパソコンのCDを用意して、太陽や白熱灯、蛍光灯などの光に当ててみましょう。CDの鏡のように光った面をよく見ると、光が反射して虹のように見えます。何色あるか数えてみましょう。(CDで反射させた太陽の光を直接見てはいけません)


 赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の7色ほどが数えられると思います。日本ではこの7色を虹の色としています。虹のように何色もの光が混ざって目に入ると、わたしたちの目には白く見えます。


 白く見える光でも、どれも7色の光がふくまれているわけではありません。テレビやパソコンの画面の白い部分を虫めがねで拡大して見てみましょう。7色ではなく、赤、緑、青の3色の光が見えるはずです。


 この3色の光でも、組み合わせ方でさまざまな色を作り出すことができます。ですが、この3色を混ぜた白い色の光をステップ1のように反射させて壁に虹を作ると、赤、緑、青の3色だけの虹になります。


 いろいろな光をステップ1のように反射させて、何色の虹ができるのか調べてみると楽しいですね。

イラスト=ビューンワークス・藤田裕美

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