こどもアサヒホーム > わくわく理科タイム > わくわく理科タイムバックナンバー
朝日小学生新聞で連載

日本化学会化学教育協議会 江崎士郎さん 

 

雨つぶの大きさはどれくらい?
 梅雨の季節ですね。ザーザー降ったり、しとしと降ったりする雨。降り方によって、雨つぶの大きさはちがうのでしょうか。

 

 雨つぶの大きさをはかろう

 雨のつぶの大きさをはかるには、ちょっとした工夫が必要です。雨が降っているときに新聞紙を広げて雨を受け、紙に当たった雨つぶの大きさをはかるのです。

 新聞紙を雨に当てる時間は、雨の降り方によって変えます。ふつうの降り方で2秒間くらいです。

 雨はすぐに新聞紙にしみこむので、机の上にすばやく新聞紙を広げ、雨がしみたもようをペンでなぞります。そうすれば、雨がかわいてももようが分かります。

 ペンでなぞったもようの大きさを調べてみましょう。新聞紙に落ちた雨つぶの大きさは同じではなく、いろいろな大きさがあるはずです。

 もようの大きさを「大きい」「中くらい」「小さい」の3種類に分けて、それぞれいくつくらいあるか数えて、表にまとめてみましょう。

 一番数が多いのは、どの大きさですか。また、雨の降り方で、もようもちがうのか調べてみましょう。

 

 雨つぶの大きさを保存しよう

 小麦粉の上に雨つぶが落ちると、クルクルと丸くなり、小さい白いつぶになります。この雨つぶの小麦粉まぶしを作ってみましょう。

 弁当箱のような容器の底に、1センチくらいの厚さに小麦粉を広げます。小麦粉はケーキを作るときに使う「ふるい」か、「茶こし」を使ってよくふるい、かたまりがないようにします。

 小麦粉を雨の中に出すときは、ぬれないようになべのふたなどをかぶせておき、降ってくる雨の中で一瞬ふたを取り、小麦粉の上に雨つぶが落ちるようにします。雨つぶの周りに粉がつき、クルンと丸まりますよ。

 雨の量が多過ぎたときは、雨つぶをスプーンですくって取りのぞき、もう一度やります。

 小麦粉の上に雨つぶを受けたら、スプーンですくい上げて「ふるい」にあけ、余分な粉をふるい落とすと、雨つぶのついた小麦粉が残ります。ふるうときはそっとふるいましょう。ふるったら、皿の上にあけてつぶの大きさを見比べてみましょう。

 小麦粉がついた雨つぶをテフロン加工のフライパンでこげないように焼くと、クッキーのように焼けて、雨つぶの形が保存できます。

イラスト=ビューンワークス・藤田裕美

朝日学生新聞社のホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。
すべての著作権は朝日学生新聞社に帰属します