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朝日小学生新聞で連載

日本化学会化学教育協議会 山口晃弘さん 

 

変わり種吹き矢
 2006年のこの欄で、「吹き綿棒」を紹介しましたが、今回は綿棒よりも大きいコルクの栓やかさ袋をとばしてみましょう。

 

 コルク栓をとばそう

 ワインの栓に使うコルク栓をとばしましょう。

 まず、長さ90センチほどの水道管を用意します。日曜大工用品の店で500円ほどで買えます。太さにちょっと余裕のある水道管をえらびます。買うときに、コルク栓を持っていってたしかめるといいでしょう。

 マヨネーズやケチャップの空の容器で、できれば1キロサイズのものを用意します。なければ、それより小さい容器でもできます。

 とばす角度を調整するためにゴムホースを使い、空の容器と水道管をつなぎます。ゴムホースは太さがぴったり合っていなくても、粘着テープで調整できます。コルク栓を水道管の下の方に入れ、ねらいをさだめて、足で空の容器を思いきりふみましょう。

 コルク栓は10〜20メートルは、かんたんにとびます。ただし、絶対に人のいる方向に向けてとばしてはいけません。

 

 ふくらむ仕掛けは種の中

 コルク栓よりもっと大きなものをとばしましょう。かさ袋に空気を入れてふくらませ、ぼう状の「たま」をつくります。水道管のかわりには、段ボールをまるめた筒を使います。これは箱になっている段ボールを使って丸めるか、日曜大工用品の店に行くなら、はば90センチの板状の段ボールが10メートルで500円ほどで売っています。


 とばすための空気入れには、90リットルのごみ用のポリ袋をつけます。ポリ袋の口に粘着テープの芯を粘着テープでとめ、空気が芯の穴からだけ出るようにします。ドライヤーを冷風にセットして、空気を送ると、ポリ袋はかんたんにふくらみます。発射する角度を調整するために、使わなくなったそうじ機のホースを20センチほど用意します。

 粘着テープの芯の穴にホースをさしこみ、粘着テープをしっかりまきつけます。ホースのもう片方のはしは、段ボールの筒にさしこみます。

 ポリ袋はやぶれやすいので、段ボール箱の中に入れ、その上から人がドンとのると、かさ袋は、10メートルくらいはとびますよ。
 ここで問題。発射する筒の角度は何度がよくとぶでしょうか、とばす前に考えてみましょう。
 @0度(水平) A35度 B45度 C60度

答え…A 0度(水平)から5度きざみでためしたところでは、35度がもっともとびました。実験してみるとおもしろいですよ。

イラスト=ビューンワークス・藤田裕美

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