|

細胞とは何だろう
すべての生き物は細胞が集まってできています。細胞は生き物が生命をもって活動する最小の単位です。その大きさは平均して100分の1ミリ。ほとんどの細胞は光学顕微鏡で見ることができます。
さて、生物にはたったひとつの細胞だけで生きているものや、たくさんの細胞が集まって生きているものがいます。細菌や微生物の多くは、ひとつの細胞だけで生きています。
わたしたち、ヒトは多くの細胞が集まってそれぞれグループをつくり、グループごとにちがった役割を受け持って、ひとりのヒトの生命をたもっています。たとえば、消化担当の胃の細胞のグループや、脳からの命令をつたえる神経細胞のグループといったように。
ヒトの細胞といっても、腰から足首にかけてつながる座骨神経の細胞は、ヒトの細胞の中ではもっとも長く約1メートルあります。また、とても細い毛細血管の中を移動する赤血球はおよそ80分の1ミリと、形や大きさはさまざまです。
100分の1ミリという細胞の平均的な大きさから計算すると、ひとりのヒトの細胞の数は体重に兆をつけた数になるそうです。たとえば体重が60キロなら、細胞の数は約60兆個となります。
|