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空気中の酸素が作用する
リンゴを1個用意して、包丁で切ります。切った直後から30分ごとに切り口の色の変化を観察してみましょう。写真にとってみてもいいです。
色が十分に変化したら切ったリンゴをさらに半分に切って、その切り口を見てみましょう。変色していませんね。変色したのは切った表面だけです。
また、切ったリンゴではなくすりおろしたリンゴでも、同じように色が変化してしまいます。これはどうして起こるのでしょうか。
リンゴにはポリフェノールという物質と、そのポリフェノールを空気中の酸素とむすびつけるポリフェノールオキシダーゼとよばれる物質がふくまれています。この二種類の物質は、ふだんはそれぞれべつの場所にあるので影響がありません。ところが、リンゴの皮をむいたり切ったりすると、これらの物質がふれあってしまいます。すると、ポリフェノールオキシダーゼはポリフェノールと空気中の酸素をむすびつけてかっ色の色素をつくるので、リンゴの色がかわってしまいます。
リンゴの中でも千秋という品種は色がかわりにくいので、今回の実験には使わないほうがよいでしょう。
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