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歩行者用の信号機に、来年度から新型が登場します。

 いまの電球を使った信号機=しゃしん左、どちらも警察庁提供=は、西日などが当たると赤と青どちらが光っているのかわかりにくくなるため、半導体を使った「発光ダイオード(LED)方式」=しゃしん右=にします。

 背景部分は黒くなり、まん中の人形部分だけうかび上がります。

('02年7月6日/朝日小学生新聞)

 学校の建物の半数近くが、大きな地震にたえられるかどうかチェックを受けていないことが、内閣府の調べでわかりました。

 全国の小学校、中学校、大学などの校舎約15万棟のうち、耐震診断をしていない校舎が45パーセント、修理などが必要と診断されながら、そのままになっている校舎も9パーセントありました。

 建物は、国がさだめた地震に対するじょうぶさの基準(耐震基準)をみたさなければなりません。耐震基準は1981年にあらためられ、きびしくなりました。それより前に建てられた建物が診断の対象となります。

 しかし、診断や修理は法律で義務づけられていないため、市町村などが「必要なのはわかっているけれど、予算がたりない」と後回しにすることが多いそうです。

('02年7月5日/朝日小学生新聞)

 秋田市で28日、電気亜鉛をつくる会社のタンクから発煙硫酸がもれ出し、あたりに強いにおいのあるけむりがたちこめました。市の消防本部は近くの住民に「窓をしめて外に出ないように」などと注意をよびかけました。

 発煙硫酸は肥料や火薬などをつくるのに使われ、空気中にさらすとけむりが出ます。のどや目などに強い刺激をあたえ、直接たくさんふれるとはげしいやけどを起こすことがあります。

 タンクには約1100トンの発煙硫酸が入っていて、元栓をしめても止まらず、別のタンクにうつす作業は29日午前までかかりました。

('02年7月2日/朝日小学生新聞)

歩きたばこ禁止条例

 東京都千代田区は、たばこや空きかんのポイ捨て、路上でのたばこを禁止する条例を、全国で初めて決めました。10月1日から効き目を持ちます。


 禁止される場所は、住民から要望のあったJR神田駅、秋葉原地区、靖国通りなど7地区を予定しています=地図参照。最高で2万円の罰金を取ります。

 

('02年7月1日/朝日小学生新聞)

コアジサシ

 東京都大田区にある都の下水処理施設の屋上で、コアジサシ約1000羽がヒナを育てています=しゃしん。  

 コアジサシはカモメ科の鳥で、体長30センチほど。環境省のレッドデータブックで、絶滅のおそれがある種に指定されています。

 巣づくりの場は、広さ約2ヘクタール。民間の自然保護団体と都が協力し、貝殻をまくなど、子育ての環境をととのえました。

('02年6月24日/朝日小学生新聞)

逮捕許諾請求
 国会議員は、自由に活動できるよう、国会の会期中は原則として逮捕されない特権をもつ、と憲法でさだめられています。

 しかし現行犯や、所属する議院の許諾(ゆるし)があれば逮捕されます。捜査する側は裁判所に逮捕状を請求。裁判官は内閣に、そして内閣は議院に、逮捕の許諾をもとめます。国会では、議院運営委員会の理事会で審査し、最後は本会議で許諾の議決をします。

('02年6月19日/朝日小学生新聞)

  歌麿の浮世絵版木

 江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿(1753年ごろ−1806年)の浮世絵の版木=しゃしん左=が鳥取市の渡辺美術館にのこっていました。

 フランス・パリの美術館が持っている歌麿の「蹴鞠の図」を刷ったもとの版と確認されたのです。浮世絵の版木はほとんどのこっていないため、とても貴重だそうです。                  

('02年6月17日/朝日小学生新聞)

富士山溶岩流

 富士山のつぎの噴火にそなえて、噴火したとき溶岩流が流れるおそれのある範囲などをしめしたハザードマップ(災害予測図)ができました。中央防災会議の検討委員会の予測です。溶岩のたくさん出た864年の貞観噴火と、火山灰を多くふらせた1707年の宝永噴火がいま起きたらどうなるかをしめしました。

 溶岩を流す噴火では、溶岩流の一部が東海道新幹線まで達する可能性がありますが、速度はゆっくりなので避難できるといいます。火山灰を出す噴火では、首都圏に灰がふり、交通がまひすると予想されています。

('02年6月17日/朝日小学生新聞)

子どもの急患診療
 子どもの急患を診療している救急病院は約半分しかないことが、国立保健医療科学院の調査でわかりました。子どもをみられる医師がそろっていないのが理由のようです。

 2818の救急病院のうち、中学生以下の子どもの救急医療を行っていると答えた病院は1513。小児科の病院でも、子どもの急患をみているのは約8割でした。

('02年6月14日/朝日小学生新聞)

出生率(しゅっしょうりつ)

 ひとりの女の人が一生のうちにうむ赤ちゃんの数は平均1.33人で、戦後もっとも少なくなりました。厚生労働省が発表した2001年のデータでわかりました。

 うまれた赤ちゃんの数も、去年は117万665人と、前の年より2万人近くへっています。ここ100年あまりの間で、一番少ないそうです。

 年をとってから結婚する人や、結婚しても子どもをうまない人がふえていることが原因だといいます。

('02年6月11日/
朝日小学生新聞)

国債

 人気タレントの藤原紀香さんが、「国債」の宣伝に力をかします。6月下旬から、新聞広告やテレビのCM、駅のポスターで、「国債って、いいかも」とよびかけるそうです。

 国債は、国のお金がたりなくなったとき、国民にお金をかしてもらうために発行します。「あなたのお金を、たしかにおかりしました。その証拠に、これを持っていてください」とわたす、文書のことです。つまり、国が国民にする借金の証明書です。一定の期間がたつと、利子がついてお金がもどってきます。

 政府への信頼がうすれ、国債の人気はいまひとつ。さて、紀香効果でもりかえせるでしょうか。

('02年6月9日/
朝日小学生新聞)

無認可香料

 たくさんのお菓子や食料品、飲み物などの中に、安全かどうかを確認できていないため食品衛生法で使うことがみとめられていない3つの物質がまぜられていることがわかり、大さわぎになっています。食品会社は、スーパーやコンビニからせ製品を次々にかたづけています。

 3つの物質は、香りづけに使う「香料」の中にまぜられていました。協和香料化学という会社の茨城工場がつくり、あちこちの食品会社におさめていました。

 江崎グリコのチョコレートやアイス、明治製菓のチョコレートやキャンデー、ブルボンのクッキーなど、20社が計85の製品の回収を始めました。

 香料を使う食品会社は約600社といい、回収はさらに広がるかもしれません。

 茨城県は、協和香料化学に営業禁止の命令を出しましたが、使われている量はわずかで、「健康被害はない」といっています。

('02年6月7日/ 朝日小学生新聞)

活火山

 けむりをあげて活動しているか、これから噴火する可能性の高い「活火山」の候補として、新たに22の山がくわえられました=地図参照。陸上の火山19と、小笠原海域などにある海底火山3つです。


 気象庁が活火山の定義を「最近2000年以内に噴火した火山」から「1万年以内」に広げることにしたのをうけて、火山噴火予知連絡会の活火山ワーキンググループが決めました。

  

  

('02年5月30日/ 朝日小学生新聞)

東ティモール民主共和国誕生

 東南アジアに20日、新しい独立国が生まれました。「東ティモール民主共和国」です。

 独立を決めた1999年の住民投票のとき、賛成派と反対派が暴力でぶつかり、たくさんの人が亡くなりました。国連の手助けを受けて、新しい国づくりを進めてきました。

 東ティモールは500年ほど前からポルトガルの植民地にされ、第2次世界大戦中は一時、日本に占領されました。アジアの国々が次々に独立をはたす中、ポルトガルの植民地のまま取りのこされ、1975年から24年間はインドネシアに支配されました。

('02年5月24日/ 朝日小学生新聞)


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