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英語の授業

 小学校で英語を「教科」として教えることを、文部科学省が本格的に考えることにしました。文部科学大臣が意見を聞く機関である中央教育審議会に専門家のグループをもうけ、話し合いを始めます。総合学習に英会話をとり入れている学校や、研究開発学校の実践の効果などを判断材料に、高校まで英語を学ぶなかでの小学校の英語教育の役割などを見きわめていきます。
 教科にするには、教える内容の基準を決めたり、先生の資格を見直したりと、準備に時間がかかります。ほかの教科の授業時間がへるのを心配する声もあります。文部科学省はこれまで教科化には慎重な姿勢でしたが、保護者らの要望も多いことから、議論を早めることにしたといいます。

('04年2月19日)

ひらがな自治体

「さいたま市(埼玉県)」や「あさぎり町(熊本県)」など、名前がひらがなの市や町のこと。合併して新しい名前をつけるとき、ひらがなをえらぶケースがふえています。2001年からこれまでに4つの市とひとつの町がひらがなの名前をつけ、05年3月までに新たに10の市と5つの町が仲間入りする予定です。
 「親しみやすい」「新鮮な感じ」と好まれる一方で、「郷土のイメージにあわない」「歴史を無視している」などの理由でいやがる人もいます。

('04年2月9日)

青色発光ダイオード

 電気を流すと青く光る小さな部品のことです。アメリカ・カリフォルニア大学の中村修二教授が、日亜化学工業という会社の社員だった1993年に発明しました。20世紀中にはできないといわれた「世紀の発明」です。発光ダイオードは電球とくらべて小型で、使う電力がとても少なく、寿命も長いのが特長です。すでにできていた赤色と緑色のダイオードを組み合わせて「光の三原色」がそろったことで、携帯電話の画面、信号機、大画面のディスプレーなど、さまざまなところで使われるようになりました。
 青色発光ダイオードを製品化した会社は急成長しましたが、中村教授には2万円しか支払われませんでした。教授は「会社は発明にみあったお金をはらえ」と裁判を起こし、東京地方裁判所は1月30日、会社に200億円の支払いを命じました。

('04年2月2日)

プロ選手の球児指導

プロ野球選手や元選手が、高校の野球部員(球児)を指導できるようになります。日本高校野球連盟(高野連)が一時的な技術指導をみとめることになりました。ことしの秋にも実現する見通しです。
 これまで、プロ野球の組織とアマチュア野球の組織は、選手の引きぬき問題やスカウトのルールづくりなどをめぐり、関係がうまくいかない一時期がありました。最近では、大学や社会人野球とプロの交流が進んでいます。26日開かれたプロ野球実行委員会で、高野連と日本プロフェッショナル野球組織が、新人選択(ドラフト)会議での高校生指名について、新しいルールをつくることで歩みよりました。

('04年1月28日)

花粉飛散量(かふんひさんりょう)

 春先になると鼻がグズグズしたり、くしゃみが出たりする花粉症。こうした症状を引き起こすスギやヒノキなどの花粉がとぶ量のことです。
 花粉の量は、おもに前の年の夏の天候に左右されます。去年が冷夏で日照不足だったため、ことしの花粉飛散量は九州南部をのぞく各地で、この10年でもっとも少なくなるとの予測を、日本気象協会が発表しました。関東や近畿などはとくに少なく、いつもの年の1割以下になる可能性もあるそうです。スギ花粉のとび始める時期はほぼ平年なみで、南関東から中国・四国までの地域は2月上旬〜中旬ごろだといいます。

('04年1月21日)

鳥インフルエンザ

 ニワトリやアヒル、カモ、七面鳥などがかかるインフルエンザです。鳥から鳥へばかりでなく、まれに鳥から人へうつることもあります。また、ウイルスが突然変異などをして、人から人へうつる「新型インフルエンザ」になるおそれもあります。
 山口県阿東町の採卵養鶏場のニワトリから、鳥インフルエンザのウイルスが見つかりました。日本での発生は79年ぶりです。この農場では、この約半月のあいだに約6000羽が死にました。卵や肉を食べた人にうつったという例は報告されていませんが、山口県は「念のため」ということで、すでに市場に出た卵の回収を始めました。

('04年1月19日)

 細菌より小さいウイルスが引き起こす病気で、カモやニワトリなどが感染し、1〜2日で死にます。去年の終わりからベトナム、中国、タイなどで発生があいつぎました。人にも感染し、30人あまりが死亡しました。
 日本でも、ことし2月に京都府の農場でニワトリが大量死しました。この農場の元従業員ひとりが鳥インフルエンザに感染していたと、厚生労働省が22日に発表しました。人への感染が確認されたのは国内で初めてです。この人は、病気の症状は出ず、すでになおっています。
 鳥インフルエンザのウイルスは、そのままでは人に感染することは少ないのですが、人に感染する新型のインフルエンザウイルスに姿をかえると大流行する心配があるため、厚生労働省ではきびしく監視しています。

('04年12月24日)

文化財保護法

 文化的な価値のある物や技術を保存し、つたえるため、1950年にできた法律です。保護の対象は、(1)有形文化財(絵画や建物など)(2)無形文化財(演劇や音楽など)(3)民俗文化財(衣食住に使う道具など)(4)記念物(古墳や動植物など)(5)伝統的建造物群、の5分野です。
 6つ目の新しい分野として棚田や里山などの「文化的景観」をくわえ、船大工など地域の暮らしの中で受けつがれてきた「民俗技術」を民俗文化財の分野に追加する改正案を、文化庁が19日から予定される国会に提出します。

('04年1月13日)

道路交通法

 だれもが道路を安全に利用できるようにとつくられた法律。警察庁が、この法律の改正案をまとめました。次の国会で話し合います。
 いまの法律では、違法駐車で責任を問われ罰金などを取られるのは、その車をとめた人です。ところが「とめたのはわたしではありません」などとごまかし、罰金のがれをする人が多いそうです。そこで改正案では、車を管理する人(多くは持ち主)に責任を広げることにしました。運転中に携帯電話を使った人には、5万円以下の罰金をはらわせる案や、集団暴走を取りしまる手つづきをかんたんにする案など、計6項目の内容です

('04年1月5日)

川の通信簿

 全国のおもな川を5段階で評価しようと、国土交通省が今年度から本格的に始めた取り組みです。よりよい川づくりにいかすのがねらいです。採点には、地域の人たちと同省があたります。
 今回は7月から9月にかけて、のべ約1万4000人が参加。230の川の水辺や公園など669か所を、「ゆたかな自然を感じるか」「水はきれいか」「散歩しやすいか」などの項目でチェックしました。満点の「5つ星」をとったのは、最上川の「長崎せせらぎ公園」(山形県中山町)と「寒河江水辺プラザ」(山形県寒河江市)、木曽川南派川の「国営木曽三川公園」(愛知県一宮市)、杭瀬川の「杭瀬川スポーツ公園」(岐阜県大垣市)、芦田川の「河佐峡」(広島県府中市)の5か所です。

('03年12月22日)

イラク派遣基本計画

 イラクの復興を助けるため、現地に派遣する自衛隊や文民(公務員や民間人ら)の活動内容、自衛隊の装備などを定めた計画のこと。イラク復興支援特別措置法に基づいています。9日午後の閣議決定を受け、衆議院(15日)と参議院(16日以降)で審査をする予定です。派遣の時期については、慎重に判断する方針です。
 閣議前の政府の案では、イラクの人たちのための医療や給水活動、学校など、こわれた公共施設の修理や整備といった人道支援をします。また、アメリカ軍などによる治安を確保する活動を、自衛隊が後方支援することももりこまれました。陸上自衛隊の装備には、これまでの海外派遣にはなかった、自爆テロなどにそなえた武器もふくまれます。
 政府が9日午前、与党の公明党に説明した自衛隊派遣の規模は、陸上自衛隊の部隊600人以内、車両200両以内、航空自衛隊の航空機8機以内などです。

('03年12月10日)


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