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芥川賞・直木賞

 国内のもっとも代表的な文学賞です。1935年に作家で編集者の菊池寛(きくち・かん)が、芥川龍之介(あくたがわ・りゅうのすけ)と直木三十五(なおき・さんじゅうご)をたたえて、つくりました。毎年1月と7月、新進の作家の中からえらばれます。
 芥川賞は、ストーリーのおもしろさよりも芸術性を重んじる「純文学」の作品、直木賞は娯楽性のある作品におくられます。
 第129回は、芥川賞に吉村萬壱(よしむら・まんいち)さん(42歳)の「ハリガネムシ」、直木賞に石田衣良(いしだ・いら)さん(43歳)の「4TEEN フォーティーン」と村山由佳(むらやま・ゆか)さん(39歳)の「星々の舟」がえらばれました。

('03年7月19日/朝日小学生新聞)

問責決議
 首相や各大臣が適任でないと判断したとき、参議院で行われる決議。衆議院にだけみとめられる内閣不信任決議とともに、内閣に対する国会の意思をしめす決議です。ただし、内閣不信任決議のばあい、可決されると10日以内に衆議院が解散するか内閣が総辞職しなければならないのに対し、問責決議案が可決されても、責任を問われた大臣がやめなくてはならないという法律の定めはありません。
 民主党が参議院に出した竹中経済財政・金融大臣の問責決議案が16日、自民・公明・保守新党の与党3党などの反対多数で否決されました。民主党は、銀行のりそなグループの経営を国のお金で助けることなどを政治上の失敗とし、竹中大臣に責任をとるようもとめました。

('03年7月18日/朝日小学生新聞)

国立大学法人法
 国立大学を、国の組織からひとり立ちさせ、法律的に一人前の組織とみとめられる「法人」にする法律です。9日に国会で成立しました。来年4月から、89の国立大学が「国立大学法人」に生まれかわります。たとえば、東京大学は「国立大学法人東京大学」になります。
 学長に強い権限をあたえ、個性のある教え方や経営を工夫してもらおうというねらいです。授業料も、一定の幅の中で各大学が決めます。運営ぶりは文部科学省がもうける委員会がチェックし、その評価で、国から受け取るお金の額が決まります。国立大学も、本格的な競争の時代に入ります。

('03年7月11日/朝日小学生新聞)

世界遺産

「アッシュール」「バーミヤン」決まる

 国や民族をこえて、世界じゅうの人が協力して次の世代にのこしていこうと登録する、文化財や自然環境のことです。フランスで行われた第27回世界遺産委員会で、新たにイラクの「アッシュール」=写真=と、アフガニスタンの「バーミヤン渓谷の文化的景観と考古遺跡」が決まりました。
 アッシュールはチグリス川のほとりにあり、紀元前14世紀から同9世紀ごろまで、アッシリア帝国の首都としてさかえました。バーミヤンは、2001年にタリバーン政権が大仏を破壊。地雷のために保護活動が進まないそうです。

('03年7月5日/朝日小学生新聞)

改正労働基準法

 労働基準法は、働く人たちの権利を守る法律です。働く時間や給料の支払い、休みのあたえ方など、最低限のルールが決められています。
 働く人をやめさせるときの条件など、新しいルールをもりこんだ改正労働基準法が27日、国会で可決、成立しました。経営者が社員などをやめさせるときは、だれが聞いてもなっとくできる合理的な理由がないとだめ、と定められました。
 また、期間をかぎってやとう「有期雇用」の契約は、これまでの1年以内から、3年までのばせることになりました。
 「働き手を守るはっきりした決まりがない」「正社員より立場の弱い契約社員がふえる」と心配する人たちもいます。

('03年6月29日/朝日小学生新聞)

医薬部外品

 効き目がゆるやかで副作用の危険が少ないと判断された薬類で、厚生労働大臣が指定します。薬局や薬店でしかあつかえない、かぜ薬などの「医薬品」とちがい、コンビニなどでも売ってよいとされています。入浴剤、成分のうすいドリンク剤や栄養剤などがあります。
 コンビニなどで手軽にあつかえる医薬部外品をふやす形で、医薬品販売の規制をゆるめることを18日、小泉首相が決断しました。厚生労働省は安全性をじゅうぶんにたしかめたうえで品目を決めるとしており、安全の基準や、どの薬を部外品とするかが決まるのはこれからです。

('03年6月20日/朝日小学生新聞)

三位一体改革

 小泉首相がめざす構造改革の柱のひとつ。地方自治体(都道府県や市町村)が特色のある政治を行えるよう、国と地方の仕事の分担を見直すのと同時に、仕事に必要なお金の出所も見直そうと検討されています。@国から地方への補助金をへらすAこれまで国に入っていた税金の一部を自治体にゆずるB自治体ごとの財力の差をうめるため国が配分する地方交付税を見直す、の3つを同時に進めることから「三位一体改革」とよばれています。
 仕事の地方分権は少しずつ進んでいますが、お金(税金)を国から地方へどれだけゆずるかがなかなか決まりません。

('03年6月17日/朝日小学生新聞)

 小泉首相がめざす構造改革の柱のひとつです。@国から地方への補助金をへらすAこれまで国に入っていた税金の一部を地方自治体(都道府県や市町村)にゆずるB自治体ごとの財力の差をうめるため国が配分する地方交付税を見直す、の3つをいっしょに進めるので、こうよばれます。各自治体が特色ある行政をできるよう、国と地方の仕事の分担を見直すのと同時に、仕事に必要なお金の出どころも見直すねらいがあります。
 政府・与党が26日、この改革の「全体像」を最終決定しました。2005、06年度でへらす補助金は総額2兆8380億円。地方へゆずる税金として確定したのは、04年度分もふくめ2兆4160億円です。どちらも小泉首相が目標にかかげた「3兆円」にはとどきませんでした。公立小中学校の先生・職員の給料の半分を国が負担する義務教育費国庫負担金制度の枠組みをたもつか、などの課題は先送りとなりました。

('04年11月29日)

学力公表

 子どもたちの学力テストの結果を、地域の教育委員会が公表するケースが出てきました。
 東京都荒川区の教育委員会は5日、区内の全小中学校の子どもが2月に受けた学力テストについて、学校別の結果を区のホームページにのせました。「基礎学力を保護者に知らせるため」だそうです。
 東京都品川区の教育委員会も、中学1年の学力テストの結果を、出身小学校別もふくめて公表する予定です。どちらの区も、行きたい小学校、中学校をえらべる選択制をとり入れています。成績の公表は「学校に順番をつけることになる」と心配する人もいます。
 広島県教育委員会も去年、すべての小5と中2に行ったテストの結果を市町村別に公表しましたが、「学校間の点数の競争にならないように」と学校名は出しませんでした。

('03年6月7日/朝日小学生新聞)

超新星
 太陽より質量が8倍以上ある星が、星の一生の最後に起こす大爆発のことです。太陽の100億倍もの明るさでかがやきます。望遠鏡の発達で、銀河系より遠い宇宙の超新星も観測できるようになり、毎年、100個以上が見つかっています。
 ハワイにある日本の国立天文台のすばる望遠鏡は、数十億光年先にある超新星18個を発見しました。これほど多くの超新星を一度に見つけたのは、世界初だといいます。

('03年5月31日/朝日小学生新聞)

燃料電池
 フランスのエビアンで6月1日から、サミット(主要国首脳会議)が開かれます。議題のひとつが「燃料電池の開発をどうおしすすめるか」です。
 燃料電池とは、水素と、空気にふくまれる酸素を反応させて、電気をつくるしかけのことです。
 いまはエネルギーの多くを石油にたよっていますが、もやすと、地球温暖化の原因となる二酸化炭素が出てしまいます。どうやって二酸化炭素をへらし、地球温暖化をふせぐか、世界の国々がかかえる大きな宿題です。
 そこで注目されているのが、燃料電池です。水素と酸素の反応で、電気のほかに水ができますが、排ガスはゼロ。二酸化炭素も出しません。とくに自動車への利用=イラスト参照=が期待され、日本やアメリカ、ヨーロッパの会社が開発に力を入れています。開発にお金がかかりすぎる、水素を供給するしくみがととのっていないなど、課題もいっぱいあります。

('03年5月30日/朝日小学生新聞)


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