「私と本をつなぐアイテム」 山口啓子さん(中学3年)
私が朝日中学生ウイークリーで一番活用させてもらっているコーナーは、「本棚」の新刊紹介と、ブックパラダイスです。特に新刊紹介は、『私の新刊帳』というスクラップブックを作り、毎回の新刊紹介の記事を張っています。そして、私の本選びに大いに活用させてもらっています。
私は本を読むことが大好きです。しかし、中学生になって、学校や塾の勉強、それに部活と毎日毎日忙しい日々を送っています。そのため好きな読書もなかなか出来ずにいます。学校の図書館には、休み時間を利用していきますが、短い時間に大あわてで、好きな本を選ぶのも至難の業です。だから、いつももっといい本が読みたいなと、読書に満たされない自分がいます。時々休みの日があると市立図書館へも足を運びます。なんとなく、ぶらりと行って、本の題名にだけひかれて本を4、5冊選びますが、その中で読みふけられる本は、せいぜい1、2冊程度です。
このように本を読みたいけれど、本選びの時間がない、本に関する情報にも疎い、という私にとって、「本棚」の新刊紹介は、読書に関する強いアイテムともいえます。
朝中ウイークリーが手元に届くと、まず、新刊紹介に目を通し、切り抜きます。それから「私の新刊帳」に張り、本の紹介内容をじっくり読んで、気に入った本に赤ペンで、アンダーラインを引いておきます。特に興味の持てた本には、2重のアンダーラインです。この「私の新刊帳」を持って、市立図書館へ行き、その本を探し、ない時は、購入希望のリクエストに出すようにしています。今まで紹介された本の50%は、私の手元に届きました。私の読書に費やすことのできる時間からすると、2冊の中の1冊は読めるということは、十分なことです。新刊紹介と図書館の有効な活用で、私の読書に関する環境は十分満足の段階に来ているといえます。
「ブックパラダイス」についてですが、1冊の本に対する、評者の読み方や意見、感想を知ることができおもしろいと思います。時々、「ブックパラダイス」に書かれた評者の論評を読まずに、紹介された本を読みます。そして、ある程度自分なりの読みが出来た時、その本の論評を読んでみます。すると、なるほど、鋭い読み方をしてあるなと感じたり、私が気にも止めてないことに触れてあったりして、とても読み方の勉強になっています。このような読み方は、書かれた内容をただ受け身的に読む読み方より、私にとってちょっとだけスリルのある冒険的な読み方で気に入っています。
中学2年生の4月に始めた「私の新刊帳」作り、それと「ブックパラダイス」の私なりの読み方のアイデア。これらは朝中ウイークリーから私が、獲得した活用法だと思います。これからも、朝中ウイークリーが、私と本を継ぐ大切なアイテムであることを願っています。
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