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お正月気分もぬけるころでしょう。これからは一年のまとめ。新学年への準備期間です。ステップアップを目指して学習方法を見直しましょう。「休み前にもらった成績表などを見ながら、テストの受け方をふり返ってみましょう」と親野先生。
●ていねいに名前を書いてミス防ぐ
成績表をながめながら思いうかべてみてください。テストの最中、どんなことに気を配っていたでしょう。ただ漠然とテストを受けるのではなく、大切なことに気を配ると実力が発揮できるのです。先生の採点が入ったテストも見直してみてください。「レ」などの印がついたところに注目してみましょう。なぜその印がつけられているのか、もういちど考えるといいですね。
わかっているのにちょっとした不注意でバツになってしまうことがよくあります。本当にもったいないことです。そこで、みなさんにミスをふせぐポイントをお教えしたいと思います。
ミスをしないためにはまず、名前をていねいに書くこと。こうすることで気持ちが落ち着きます。名前をていねいに書くことは、そのあとの字のていねいさにつながります。字が読めなくてバツになるということがなくなるでしょう。
●用紙の裏を最大に生かす
ミスをふせぐためには、次のようなことを頭に入れておくといいですね。
大事なところに線を引きながら読むと、かんちがいせずにすみます。算数なら、出てくる単位を丸でかこむことで、問題文で「何人」と聞かれているのに「何個」と答えるようなまちがいがなくなるでしょう。
計算は暗算ですまさず、かならず筆算をすること。くり上がり、くり下がりの補助計算も消さないほうがいいです。答案がもどってきてからの学習で自分の欠点を直す材料になるからです。
早く終わってしまったら見直しをしたいですね。こんどはミスを見つける方法を紹介します。
見直しでもう一度計算をするときは、テスト用紙の裏面を使うといいでしょう。表面の余白でもいいですが、スペースが広い裏面のほうがおすすめ。スペースを存分に使うことでミスがふせげます。横書きのテストなら横に4つ、縦書きのテストなら縦に四つおります。おり線でひっくり返し、問題を見ながら裏面に計算します。問題と計算スペースの距離が近いので転記ミスもふせげます。これも、まったく消す必要はありません。
算数の計算の見直しでは、最適なのが検算。検算は、初めにしたのと同じプロセスでもう一度やるのではなく、足し算だったら引き算、かけ算だったらわり算で、というように逆にして計算する方法がベスト。たとえば2+1=3なら、3−1をして2になればOKですね。
●頭だけでなく手を動かして考える
国語は転記ミスに注意。問題文から必要なことばをぬき出して書くとき、勝手にいいかえたり、うつしまちがえたりするケースが多いのでよく確認しましょう。
もし、わからない問題があったときは、頭だけで考えるのではなく、手を動かすこと。図を書いたりためし書きしたりして手を動かすうちに、ひらめくことはよくあります。
テストとなるとあがって、実力を発揮できない子もいます。そんな子には自己暗示をおすすめします。「きょうはうまくいくぞ」と考える、過去にうまくいったことを思い出す、100点のテストを額に入れる、100点のテストを持った写真をとって壁にはる。「きっと次も」という意欲につながります。
こうしたことを知っていると、次のテストで自分の実力を十分に発揮することができるでしょう。
朝日小学生新聞『ドラゴン桜』流親力講座より(2007年1月6日)
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