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ケン 改正された法律が四月にスタートすると、どんなところが厳しくなるの。
――いまは虐待の疑いがあっても、児相の職員は、親から「しつけ」などを理由に面会をこばまれれば、家に入って調査することができない。このため、子どもの安全確認がおくれて、死亡するケースもあるんだ。
4月からは、調査をこばんだ親に対して、都道府県の知事は子どもといっしょに児相に出向くよう求めることになる。それにも応じない場合、裁判所の許可状を取れば、児相は強制的に家に入って調査できる。
ジャン ほかにどんな取り組みがあるの。
――虐待を受けて保護された子の心と体の治療も大切。いまは、子どもたちの多くは施設に預けられるけれど、国は家庭的な環境で生活する方が望ましいと考えている。そこで、一般家庭で子どもを育てる「里親」を増やそうとしている。
ジャン もしも身近に、虐待かもしれないと思われるケースがあったら……。
――友だちの体にいつもあざがある、など気になることがあったら、おうちの人や学校の先生に相談してみよう。虐待でないにしても、何らかの解決に動いてくれるはずだよ。
ポン 一番いいのは、そういうことが起きないようにすることだよね。
――その通り。全国の市町村では、児童委員や子育て経験者らが生後四か月までの赤ちゃんがいる家庭を訪問している。母親らの育児相談にのることで、虐待の原因ともなる不安や悩みを取り除こうという取り組みだよ。
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