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| 絶滅のおそれが高いレブンアツモリソウ=左上とハナシノブ=右上。タチバナ=左下やフジバカマ=右下も数が減ってきています |
ケン 絶滅の恐れのある植物って、どのくらいあるの?
――環境省は07年に発表したリストで、今あるいは将来に絶滅のおそれのある種を1945種とした。国内では約7000種の植物が知られているから、全体の約4分の1に、絶滅の可能性があるというわけだ。
森林が切り開かれたり、湿地が開発されたり、生命力の強い外来種との競争に敗れたり、シカによる食害など、いろいろな理由で減ってきている。
ポン 例えばどんな植物があぶないの?
――北海道の礼文島だけにあるレブンアツモリソウ、九州の草原で育つハナシノブなどは有名だね。とてもきれいなので栽培を目的に勝手に持ち去る人が後を絶たず、数が減ったようだ。
身近にあった植物にも開発工事などで危機がせまり、秋の七草に数えられるキキョウやフジバカマ、そのほかサクラソウ、タチバナ、カキツバタといったものも減ってきている。
ジャン ネットワークではどんなことをするの。
――北は北海道から南は沖縄まで、各地で保全(守り保っていくこと)の中心となる植物園二十か所を決めた。また、水生植物とか薬草とか、あつかいに慣れた植物に力を入れる園も十九か所(一部は重複)。これらの園を中心に、全体で目標を実現することにした。
各園が持つ絶滅危惧種は、すでに約八百種にのぼっている。これからは栽培の難しい植物の保全にも挑戦しなければならないが、努力すれば目標に届く状況にあるといえる。
ポン そのほかは。
――植物をうまく育てるための研究もするし、冷蔵庫を使った種子の保存や、情報をみんなで使えるようにするデータベース化なども協力して進めるそうだ。植物をもともとの生息地で守ることも重要なので、そんな取り組みもしていくようだよ。
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