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ケン でも日本を守るのは自衛隊じゃないの?
―― 自衛隊は朝鮮戦争後の54年、自分の国は自分で守るべきだという声が出て、生まれた。
東西冷戦は91年に旧ソ連がなくなって終わった。でも、2001年にアメリカで起きた9・11テロや、北朝鮮のミサイル発射実験のように、世界や日本の平和をゆるがす新たな問題が起きている。在日米軍と自衛隊が協力して、こういう問題を防ぐよう取り組んでいるよ。
ジャン 在日米軍へのお金は日本が出しているの?
―― 基地の場所や建物を提供しているし、基地の周辺の市町村に対する迷惑料なども出している。このほかにも「思いやり予算」というんだけど、基地で働いている日本人の従業員の給料や、アメリカ兵の住む場所を建てるお金もはらっているよ。この予算は2008年度で2080億円だね。
ケン 今回の事件みたいに、アメリカ兵の起こす事件や事故は多いの?
―― 在日米軍の中で兵隊への教育は進められているんだけど、なくならないのも確かだね。沖縄では九五年にも同じような事件があって、在日米軍への反発が強まっていた。
沖縄は戦争中、地上で戦いがあったところで、多くの住民が犠牲になった。だから、沖縄の人はもともと「軍隊」に反対する気持ちを持っている。
そこでくり返されたアメリカ兵の事件だけに、アメリカも日本も、きちんと考えなければいけない問題だ。
一方で基地のある町の人にとって、在日米軍は「お客さん」の面もある。米軍に土地を貸す代金や、アメリカ兵の買い物などでお金を得ているので、まったくいなくなると困る部分もsあるんだ。
ポン 在日米軍はこれからもずっといるの?
―― 平和をおびやかす問題は、東西冷戦から別の問題に変わってきた。その中で、米軍は世界中で体制の見直しを進めていて、在日米軍も変わる。特に沖縄の負担を減らすために、在日米軍の海兵隊をアメリカのグアム島に移すなどの計画が進んでいる。
でも、山口県岩国市のように、部隊が移転してくる計画で負担が増える市町村もある。市町村の反対の声をよく聞かずに、政府が中心になって移転計画を進めていくことには批判の声もあるよ。
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