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庄司 直樹記者(朝日新聞生活グループ)
この間買い物に行ったら、レジでもらうポリ袋が1枚5円でびっくりしちゃった。
いままでタダで何枚ももらえたよね。
商品を入れる袋や箱などのリサイクルについて定めた「容器包装リサイクル法」が変わり、スーパーなどが配る包みの量を減らさなければいけなくなったのが理由だよ。一部のお店では有料になった。
何でそういうことになったの?
ごみを減らすためレジ袋を有料にする店も
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| 有料のレジ袋販売ボックスが置かれた店内〓東京都杉並区で |
――順を追って話そう。商品を入れる包みは、レジ袋以外にもたくさんある。ジュースの缶やびん、牛乳の紙パック、ペットボトル、引っ越しに使う段ボール箱もそうだ。多くはごみとして出された後に集められ、工場でとかされるなどして、包みとして生まれ変わっている。
でも来月から法律が変わり、リサイクルより前に、そもそもごみの量を減らそうということになった。
ケン 何で減らさないといけないの?
――ごみがどんどん増えていて、困っているんだ。お店できれいな包み紙や袋に入れてもらっても、家に帰ったらすぐに捨てていないかい? みんなの家庭から出るごみ全体の半分以上が、こうした包みなんだって。
プラスチックの包みは石油からつくられている。紙は森の木が原料だ。包みを少なくできれば、石油が節約でき、切る木の数も減らせる。
包みをたくさん配っているスーパーなどは、減らさないといけないと法律で決めたんだ。
ジャン レジ袋の話は?
――ごめんごめん、質問はレジ袋のことだったね。レジ袋は、買ったものを入れるので、いま話した包みの1つ。日本国内で一年間に300億枚も配られている。みんなが、ほとんど毎日もらっている計算だ。身近にチャレンジできるので、ここから減らそうとなった。
ポン お金を取るようにすれば、レジ袋を減らせるということ?
――そう。たとえば、スーパーが、配るレジ袋の数を減らそうと思って、お客さんに「買い物袋を持って来て」と呼びかけても、なかなかこたえてもらえない。でも、ただでもらえたものが有料になれば、お金をはらってまでもらいたくない人はきっといる。そんな人が多ければ、配るレジ袋の数は減っていくだろうと考えているんだ。
ケン 一枚は安くても、毎日だと、けっこうな金額になるものね。
――実は、今度の法律で、レジ袋のお金を取ると決めたわけではない。それがいいと考えた一部のスーパーが始めたんだ。レジ袋をいらないというお客さんに、スタンプを押して、集めた数に応じて景品をあげる商店街もある。減らせるなら、ほかのやり方でもいいんだ。
逆に聞くけど、なくても困らなそうな包みはほかに何があるかな。
ジャン アメ玉やおせんべいが一つずつ小さい袋に入っていることがあるわ。この間のバレンタインデーにあげたチョコレートも、チョコはちっちゃかったのに、包み紙はすごく立派だった。
――どうしたら減らせるだろう。
ケン うーん。難しいよ。プレゼントは立派な包みの方が、もらってうれしいってこともあるし。でも、そういえば、野菜や魚がのっているプラスチックのトレーを、ママはスーパーに返していたな。
ジャン ママの友だちは、手さげを持っていてレジ袋を断っていた。シャンプーや洗剤は、つめかえ用を買えば、入れ物を何回も使えるって言ってたわ。
――みんなが今日からできることは、パパやママに、包みのごみを減らす大切さを教えることだ。いっしょに買い物に行ったときに、包みの少ない商品を選んだり、買い物袋を忘れないように声をかけたり。「ぼくらが大人になっても暮らしやすい地球にして」ってうったえれば、効果てきめんだから試してごらん。
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【きょうのポイント】
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▽容器包装リサイクル法が4月から変わる。リサイクル以前に、ごみの出る量を減らすことに力を入れる。
▽レジ袋などの包装をたくさん配っている店は、量を減らさなければいけない。有料にするなど各店で方法を考える。
▽買い物袋を持って行く、包みの少ない商品やつめかえ用の商品を選ぶなど、自分のできることを考え、家族にも伝えることが大事。 |
(2007年3月24日)
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