MENU
  • ジュニア朝日
  • 朝日小学生新聞:■朝小を授業でフル活用しています!■
朝日小学生新聞
  • 毎日発行/8ページ
  • 月ぎめ1,769(税込み)

■朝小を授業でフル活用しています!■

すべての教育の出発点は家庭であろう。それを第一の教育の場とすれば、第二は学校で、第三は社会となるが、今やそのすべてがあやしい。
核家族化が進むなかで少子化も重なり、日常の中で叱ってくれる祖父母や親類は少なくなった。けんかする兄弟もいなければ、我慢の必要もないかもしれない。親が共に忙しく働くなかでの家庭教育は、つい場当たり的になりがちだ。

公立の小中学校も難しい時代である。多様化した価値観を持つご父兄と、学力差の大きい生徒を前に、学校教育はその目的を果たしているのだろうか。
子どもたちが社会に出る前に、大きく立ちはだかるものに「受験」がある。ややもすれば、子どもたちの教育の最終目的が「受験突破」となりがちだが、実際にそう考えている人が多いのではないか。

受験勉強をサポートするのが民間の学習塾・予備校となるのだが、それもあやしい。目先の定期試験で良い得点を取ることと、受験の合格だけを目的として、手取り足取りの過剰なサービス競争になっていないか。
教育の目的は「自立」のはず。しかし、向かっている先は「反自立」のような気がしてならない。「教えてもらうことには限界がある」「いつまでも親は魚を与えてくれない」「楽な方法ばかりをさがしてないか?」…。
多くの貴重な時間と費用を使って、なんとももったいないし納得もいかない。

学習塾・予備校も教育の場であるならば、受験勉強の中でこそ「自己教育力」「独習力」を養う場でなければならないはずなのに、スッキリしないのである。責任転嫁をしていても変わらない。制度が変わることも待てない。
もはや教育は「自己責任の時代」と捉え、受験勉強で自分を客観的に見つめ、現実社会を知り、「自己教育力」と「独習力」で未来に向き合わなければいけないのではないか。
それこそが教育の目的であり、力をつけた人がいつでも“学び直し”ができることにもつながるはずだ。

東京都練馬区の塾『受験 松井塾』 松井光裕(まつい みつひろ)
松井塾 http://www.matuijuku.com

<<他の記事へ>>
■編集部から■
映画「沈黙―サイレンス―」の公開が21日に

■中学受験を乗り切るために、親が知っておきたいサポート術■
安浪京子先生が、中学受験への親の関わり方をQ&A形式で答える連載です。
第16回は「入試本番で“これだけは!”気をつけたいこと」

■教育にかける時間とお金の有効活用術■
教育アドバイザーの沖山賢吾さんが、塾講師などの経験をもとに教育の考え方を伝えます。今回は「やるべきこととやらなくていいこと」

■親はどう頭を切り替えて子どもたちの教育に向き合えばよいか■
2020年度に変わる大学入試と、それに向けた親の心構えと対策を、神奈川県大和市の宮崎教室塾長、宮崎智樹さんが解説。今回は「変わっていく先で求められる力とは?」


MENU

閉じる