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13の知事選、22日に告示
5、6都道県で自民・民主対決
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| ※佐賀は民主党が候補を立てる可能性もあります |
統一地方選の幕開けとなる13の都道県知事選挙が22日、告示され、街頭での選挙戦が始まります。このうち、最大の焦点と見られる東京都知事選は、前宮城県知事の浅野史郎氏が立候補を表明し、石原慎太郎・現知事に浅野氏と建築家の黒川紀章氏、元足立区長の吉田万三氏が挑む構図がほぼ固まりました。どの都道府県でも特に支持する政党のない人が増えているといわれ、こうした「無党派層」の心をどうつかむか、ほとんどの候補者や支持者がPRやその準備にもう走り出しています。
知事選で自民、民主両党がはっきり推薦などを打ち出して争う「激突型」は北海道と岩手県。自民党の県会議員団が支持する現知事に民主党推薦の新顔が挑む福岡県もこれに入ります。政党の公認、推薦を受けない元民主党衆院議員の現知事と自民党の県連推薦候補が争う神奈川県も、東京都と同様、「事実上の激突型」といえそう。この五都県のほか、佐賀県でも独自候補擁立をめざしています。
民主党の小沢代表は与党と同じ候補を推すことを避ける「相乗り禁止」原則を掲げてきました。しかし、福井と三重県で実態は相乗り型になりそうです。奈良、鳥取、島根、大分県知事選でも独自候補を立てられそうにありません。
共産党はすでに12知事選で独自候補を決め、佐賀県でも立てる方針です。五つか六つの知事選が事実上の「自民vs共産」対決型になりそうだといわれます。
公明党は自民党にほぼ同調する方針のようです。社民党は北海道と福岡県で、民主党とともに与党と対決します。新党大地も北海道で民主党と組みます。
東京は石原氏VS浅野氏ら
無党派を意識、無所属が多い
東京都知事選は、個性の強い現知事に対して、他の3人が「反石原」「脱石原」を打ち出しています。
石原知事が立候補の理由に掲げる2016年夏のオリンピック開催や、赤字をかかえる新銀行東京、学校の卒業式で日の丸への起立や君が代斉唱を義務づけることがよいかどうかといった問題もあります。
予算の使い方や特別秘書などがいることで、今の石原都政を「私物化」「側近政治」とする批判も出ています。浅野氏が宮城県知事時代に取り組んだ情報公開の必要性も、議論に上るかも知れません。
浅野氏も石原氏も、政党の推薦を求めず、辞退するか避けるかの構えでいます。黒川氏も政党推薦なし。吉田氏だけが共産党の推薦です。
共産党以外は一歩引く形ですが、自民党は石原氏を応援の方針。民主党は浅野氏支援で一本化をめざす動きを強めています。東京が「与野党対決の決戦場」との見方は消えません。ほかの立候補者が出る可能性もあります。
知事選で立候補する人の多くが政党に属さない無所属で、むしろ「自分こそ無党派」と強調するのは、それだけ無党派層の有権者を意識しているためと見られます。
1月に行われた宮崎県知事選で「政党とのかかわりがない」とアピールしたタレント、そのまんま東(東国原英夫)さんが政党推薦候補に勝って当選したことも影響しているのではないかといわれます。
知事選の投票は4月8日の予定です。
(高橋 俊一・ジャーナリスト)
2007年3月18日
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