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5分でわかるニュース1週間



 
 

1月23日―1月30日のニュース

 

23日
 第87回選抜高校野球大会の出場校32校が決まった。豊橋工業(愛知)、大曲工業(秋田)など6校が初出場。

 

23日
タイのインラック前首相の弾劾が議会で決定。インラック氏は今後5年間、被選挙権をはく奪される。

 

23日
サッカーのアジアカップで、日本代表は準々決勝でアラブ首長国連邦にPK戦の末に敗れ、ベスト8で終わった。

 

23日
大相撲初場所で横綱白鵬が33度目の優勝を果たし、昭和の大横綱・大鵬の史上最多優勝回数記録をぬり替えた。


ギリシャ総選挙、緊縮策反対派が勝利 25日
ギリシャで総選挙が行われ、欧州連合(EU)主導の緊縮策に反対する野党・急進左翼進歩連合が第1党になった。同連合を中心とする連立政権が発足し、チプラス首相(40)が率いる内閣は「反緊縮」路線を強く打ち出した。
2009年に巨額の財政赤字が発覚し債務危機に陥ったギリシャでは、EUなどのもとで財政再建をめざしてきた。増税の一方で公共サービスが削減されるなどの緊縮策に対し、国民の不満が高まっていた。緊縮路線の継続を求めるEUとの交渉が暗礁に乗り上げれば、国の借金やその利息が支払えなくなる債務不履行(デフォルト)やユーロ圏からの離脱に追い込まれる可能性もある。

 

通常国会召集 会期は150日間 26日
第189通常国会が召集された。第3次安倍内閣が発足して初の通常国会で、衆院選後の国会では通常、首相が国政の方針を説明する「所信表明演説」があるが、民主党が要求しなかったため行われなかった。
安倍晋三政権は当面、2014年度補正予算案と15年度予算案の早期成立を目指す。4月の統一地方選後には、集団的自衛権の行使容認に伴う安全保障関連法案が審議される見通し。会期は6月24日までの150日間。
【日本の国会】わが国の国会には通常国会のほかに、内閣が必要と認めた時などに開かれる臨時国会、衆議院解散・総選挙後に開かれる特別国会、参議院の緊急集会がある。

 

貿易赤字、過去最大 2014年統計速報 26日
財務省が発表した2014年の貿易統計の速報によると、4年続けて輸入額が輸出額より多い「貿易赤字」となった。赤字額は12兆7813億円で過去最大。
貿易赤字が増えた大きな要因は円安。円の価値がドルに対して安くなり、1ドルの品物を輸入するのに、2013年は平均で約96円だったのが、14年は約105円がかかるようになり、輸入額全体が増えた。

 

28日
テニスの全豪オープン男子シングルス準々決勝で、錦織圭選手はスタン・ワウリンカ選手(スイス)に敗れた。

 

スカイマーク経営破たん 民事再生法申請 28日
国内航空3位のスカイマークが経営破たんし、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。同社によると、負債(借金)総額は710億円。航空機の購入をめぐって欧州のエアバスから請求されている違約金を含めると1千億円を超える可能性もある。
格安航空会社との競争が激しくなったのに加え、収益を改善しようと値上げしたことで利用者離れを招いた。29日以降も運航を続け、2月からは神戸―新千歳など12路線で減便する。
【民事再生法】経営に行きづまった会社の倒産処理の方法を定めた法律で、裁判所の監督の下で事業を続けながら立て直しが可能だと判断された場合に適用される。
裁判所が再建は難しいと判断して申請を棄却した場合は、会社を解散して整理を進める破産などを迫られる。

 

春闘本番 経団連と連合がトップ会談 29日
連合(日本労働組合総連合会)の古賀伸明会長と、大企業や業界団体でつくる経団連(日本経済団体連合会)の榊原定征会長の労使トップが会談し、今年の春闘が本番を迎えた。社員の賃金水準が全員同じように上がる「ベースアップ」(ベア)がどの程度実現するか、賃上げが中小企業や非正社員らにどう波及するかが焦点になる。
春闘では今後、2月以降に大手企業の労働組合が要求を出し、3月半ばに回答が集中する予定だ。
【春闘】「春季闘争」の略語。毎年春先に、賃金など労働条件の改善を求めて、労働組合が企業の経営者側と行う団体交渉のこと。







 

 

 

 

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