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2006年9月
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リチウムイオン電池
 くり返し使える充電池の一種。1991年にソニーが実用化し、携帯電話、ノート型パソコン、デジタルカメラ、携帯音楽プレーヤーなど小型電子機器に広く使われています。小型軽量でも1度の充電で長時間駆動。機器の軽量化を可能にしました。一時は三洋電機やソニーなど日本勢が世界シェアの9割を占めました。現在は韓国、中国などの追い上げで7割程度ですが、ソニー単独で世界の2〜3割のシェアです。 
 電池は内部を電解液で満たされ、リチウム金属化合物でできたプラス極と、炭素などを使ったマイナス極が入っています。両極の間でリチウムイオンを行き来させて電気を起こすしくみです。取り扱いには細心の注意が必要で、そのため市販品は、安全機構を備えた電池パックの形になっています。
 問題の電池では、製造過程で金属粒子が内部に混入して両極の仕切り板に付着し、両極間で激しい放電が起きたとみられます。ソニー製電池を使ったPCでもデル、アップル以外のメーカーは、安全設計がほどこされているので使用に問題はないとしています。

(2006年9月3日)

ライブドア事件
 ライブドア(LD)の関連会社が虚偽の企業買収情報を公表したなどとされる事件。東京地検特捜部は2006年1月23日、堀江貴文・ライブドア社長(当時)ら4人を証券取引法違反の疑いで逮捕し、2月に東京地裁に起訴しました。起訴事実は次の通りです。
 堀江被告らは04年10月、LDの関連会社「ライブドアマーケティング」(LDM)が「マネーライフ社」買収を発表したとき、株式の交換比率などについて虚偽の内容を公表。同年11月に出したLDMの決算短信(短いニュース)で、黒字と偽った=偽計取引と風説の流布。また、LDの04年9月期の連結決算で、自社の株を売却した収入を売上高に含めたり、子会社に対する架空売り上げを計上したりして、約53億円の粉飾(経営成績などを実際よりよく見せるために不正に操作すること)をした=有価証券報告書の虚偽記載。
 堀江被告の公判は、「公判前整理手続き」で争点を絞りこんだため、順調に進めば、12月に検察側の論告求刑、1月の弁護側最終弁論を経て、2月にも判決が言い渡される見通しです。

(2006年9月10日)

命名の儀
 誕生した皇族に名前と称号を授ける皇室の儀式のこと。皇太子のお子さまには天皇が名前を贈りますが、皇太子家以外は宮家当主が名付ける慣例があります。皇太子さまの「浩宮」、秋篠宮さまの「礼宮」のような称号(幼少時の呼び名)は天皇、皇太子のお子さまに限られ、宮家に生まれた新宮さまにはつけられません。
 親王(男子の皇族)の名前は「仁」が付く2文字となるのが習わしです。今回、秋篠宮ご夫妻は、歴代天皇らの名前と重ならない文字の中から、両陛下や漢学者、国文学者にも相談して決めました。直前まで熟考した様子で、「悠仁」に決まったのは前日の9月11日だったといいます。  
 命名の儀は、紀子さまとお子さまが入院している病院内の個室で行われました。秋篠宮さまはモーニング姿、紀子さまは空色の絹の服装。名前とお印が記された2枚の和紙をご夫妻が確認した後、宮務官が桐の箱に収め、お子さまの枕元に置きました。
 悠仁さまのお名前は官報に掲載され、皇族の戸籍簿である皇統譜に登録されます。

(2006年9月17日)

サルモネラ菌
 食中毒を起こす代表的な原因菌。1885年にこの菌を発見したアメリカの獣医師ダニエル・エルマー・サルモンにちなんで、名づけられました。
 鶏や牛の消化器に付く細菌で、卵や肉に感染することがあります。2501種類のうち少なくとも20種類以上が、体力の弱い人に、下痢や高熱などを起こします。血液に入るとまれに死亡します。死者数は、国内で年平均1人程度。今年7月には感染した大阪府の女子児童(9)が死亡しました。
 専門家によれば、感染した鶏は、高い場合で数%の確率で感染卵を産むといいます。感染した卵でも殻を割らずに10度以下で保存すれば菌が繁殖せず、生で食べても食中毒になる可能性は低いそうです。購入後は冷蔵庫で保存し、卵を割る時に殻が入らないようにして、殻にひびが入っていたり古くなったりした卵は生で食べないことが重要です。万が一、菌が繁殖しても、65度以上で加熱すれば菌は死にます。
 最近ではカメやイグアナなど爬虫類のペットから、感染する乳幼児が相次いでいます。

(2006年9月23日)

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